【さようなら100年の光】西郷岬灯台の国産初レンズ引退へ|隠岐に残る技術遺産

西郷岬灯台とココロ船長の別れ
  • URLをコピーしました!
スポンサーリンク
目次

はじめに|さようなら100年の光。消えゆく「最後の輝き」

夕暮れの灯台とココロ船長

2025年秋、日本の灯台ファンや歴史好きにとって、寂しくも衝撃的なニュースが飛び込んできました。

島根県隠岐の島町(おきのしまちょう)にある「西郷岬灯台(さいごうみさき)」で使用されている、国産初の第4等フレネルレンズが、2025年度をもって引退し、LED化されることが決まったのです。

大正時代から100年以上にわたり、隠岐の荒波を照らし続けてきたこのレンズは、日本の技術史における「金字塔」とも言える貴重な遺産です。

ガラス特有の温かみのある光が見られるのも、あとわずかとなりました。

この記事では、引退が決まった西郷岬灯台のレンズの歴史的価値と、全国で進む灯台のLED化の現状について解説します。

失われる前に、ぜひその目に焼き付けておいてほしい風景です。

やあ、ココロ船長だにゃ!100年も頑張ってきたレンズが引退するなんて、感慨深いし、ちょっと寂しいにゃ。今のうちに「本物の光」を見に行こうにゃ!

スポンサーリンク

西郷岬灯台の「国産初レンズ」が2025年度で引退

灯台レンズとココロ船長

隠岐の島町の玄関口に立つ美しい西郷岬灯台で、今回の引退が決まった詳細とその背景を解説します。

実はここで使われているレンズには、ただ古いというだけでなく、日本の技術史における非常に特別な意味があるのです。

ただの部品交換じゃないにゃ。日本の宝物みたいなレンズだからこそ、これだけ大きなニュースになっているんだにゃ。

100年以上海を照らし続けた「大正の光」

この灯台に設置されているのは、「第4等フレネル式レンズ」と呼ばれるガラス製のレンズです。

製造されたのは、今から100年以上前の1921年(大正10年)。

当時、大型の灯台レンズといえばフランスやイギリスからの輸入品が主流でしたが、日本の技術者たちが試行錯誤の末に作り上げた、国産第一号の第4等レンズなのです。

以来、100年以上にわたり、この歴史ある国産レンズが現役で海を照らし続けてきました。

なぜ今、引退するのか?(LED化の波)

これほど貴重なレンズが、なぜ今交換されてしまうのでしょうか。

その背景には、老朽化や保守の課題に加え、海上保安庁が進める災害に強い機器への更新(LED化)の方針があります。

回転装置の摩耗や部品確保の難しさに対応すると同時に、LED化による省エネや、機器の軽量化による耐災害性の向上が期待されています。

安全な航海を守るためには、避けて通れない時代の流れなのです。

安全のためには仕方ないけど、ガラスのレンズが回る姿が見られなくなるのはやっぱり切ないにゃ。時代の変わり目を目撃しているんだにゃ。

日本の技術史に残る「西郷岬灯台」の凄さ

技術史の灯台とココロ船長

西郷岬灯台のレンズが「国産初」であることは、単なる「一番古い」という以上の意味を持っています。

それは、日本のモノづくりの歴史そのものです。

昔の職人さんたちが「自分たちの手で作るぞ!」って燃えた魂がこもっているにゃ。日本の技術の原点だにゃ。

輸入頼みだった時代の「国産」の意地

明治初期、日本の灯台建設は「お雇い外国人」であるブラントンなどの指導の下、レンズなどの主要部品はすべて海外からの輸入に頼っていました。神子元島灯台や犬吠埼灯台も、海外製のレンズを使用しています。

しかし、大正時代に入ると「自分たちの手でレンズを作りたい」という国内メーカーの挑戦が始まります。西郷岬灯台の第4等レンズは、そんな日本の職人たちの技術と意地が結晶化した、まさに「技術遺産」なのです。

フレネルレンズ特有の美しい輝き

LEDの光は直線的で強力ですが、フレネルレンズの光には独特の「揺らぎ」「温かみ」があります。

巨大なガラスのプリズムを通した光は、遠くまで届く力強さを持ちながらも、どこか優しく海を照らします。

特に、レンズがゆっくりと回転しながら光の束(閃光)を放つ姿は、生き物が呼吸をしているような美しさがあります。

この光景が見られるのは、2025年度中までとみられます。工事日は公表されていないため、実際に訪れる際は事前に最新情報を確認してください。

昔の職人さんが魂を込めて磨いたガラスだにゃ。LEDには出せない、宝石みたいなキラキラ感があるんだにゃ。

「消えゆくレンズ」と「残るレンズ」|灯台の未来

灯台の未来とココロ船長

西郷岬灯台に限らず、現在日本中の灯台でLED化が急速に進んでいます。

私たちはこの変化をどう受け止めればよいのでしょうか。

LEDは安全で省エネ。でも、古いレンズも残したい。難しい問題だけど、みんなで考えるきっかけにするにゃ。

多くの灯台がLED化される現実

2024年の能登半島地震では、石川県の禄剛埼灯台(ろっこうさき)でフレネルレンズが損傷する被害が出ました。他の灯台でも、塔の損傷や停電などさまざまな被害が報告されています。

こうした災害リスクへの備えとしても、小型で耐震性の高いLED灯器への交換は避けられない課題です。

維持管理のコストを下げ、確実に光を灯し続けることが、灯台の本来の使命だからです。

保存への動きと新しい技術

一方で、「歴史的なレンズをなんとか残したい」という動きも活発になっています。

例えば、神奈川県の剱埼灯台(つるぎさき)では、2025年3月に「フレネルレンズの中にLED光源を入れる」という新技術が導入されました。これにより、レンズという文化財を守りながら、光源を最新化することに成功しています。

西郷岬灯台の引退したレンズも、その歴史的価値から大切に保存されることが予定されています。 展示場所などの詳細はまだ決まっていませんが、将来的にはその功績を後世に伝えていくことが期待されています。

新しい技術で守る命と、古い技術が伝える歴史。どっちも大事だにゃ。引退したレンズくんには「お疲れ様」って言ってあげたいにゃ。

引退前に見に行こう!西郷岬灯台へのアクセスと観光

灯台を目指すココロ船長

「国産初の光」が現役で輝く姿を見られる時間は、残りわずかです。

2025年度中にLED化工事が行われる予定のため、具体的な工事時期を事前に確認した上で、ぜひ隠岐の島への旅を計画してみてはいかがでしょうか。

隠岐は自然がいっぱいで最高だにゃ!レンズが元気なうちに、会いに行ってあげてほしいにゃ。

隠岐の島町へのアクセスと灯台の場所

  • 場所:
    • 島根県隠岐郡隠岐の島町(島後)
  • アクセス(本土から):
    • 飛行機:出雲空港(約30分)、伊丹空港(約50分)から隠岐世界ジオパーク空港へ。
    • フェリー:七類港(松江市)または境港(鳥取県)からフェリーで約2時間半。
  • 灯台への行き方:
    • 西郷港から車で約20分。
    • 隠岐世界ジオパーク空港からも近いです。

夕日の名所としてもおすすめ

西郷岬灯台は、夕日の名所としても知られています。

夕暮れ時、オレンジ色に染まる空と海、そしてゆっくりと回転し始める100年前のレンズの光。

そのコラボレーションは、一生の思い出になるはずです。

隠岐の島は、新鮮な魚介類や「隠岐牛」も絶品だにゃ!灯台を見て、美味しいものを食べて、最高の思い出を作るにゃ!

まとめ|歴史の転換点を目撃しよう

灯台の夜明けとココロ船長

今回は、2025年度で引退が決まった西郷岬灯台「国産初レンズ」について解説しました。

記事のポイントをおさらいします。

  1. 西郷岬灯台の第4等フレネルレンズは、1921年製の「国産第一号」です。
  2. 老朽化や保守の課題に加え、災害対策のため、2025年度中にLED化され、引退することが決まりました。
  3. ガラス製レンズ特有の美しい回転と光が見られるのは、今だけです。
  4. 全国的にLED化が進む中で、技術遺産としての保存や活用の動きも注目されています。

灯台は今、大きな転換期を迎えています。

100年間、当たり前のように海を照らし続けてきた「大正の光」が消える前に。 ぜひ現地へ足を運び、その最後の勇姿を見届けてください。

「いつまでもあると思うな親と灯台のレンズ」だにゃ。なくなってから後悔しても遅いにゃ。今すぐ旅の計画を立てるんだにゃ!また次の航海で会おうにゃ!

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次