満天の星に包まれる旅へ!離島で出会う奇跡の夜空

夜空を見上げたとき、そこに星はいくつ見えますか? 街の明かりが眩しい都市部では、星座を探すことさえ難しいのが現実です。
しかし、海を渡った先の「離島」には、私たちの想像を遥かに超える絶景が広がっています。
【CHECK】離島の星空の魅力
- 視界を遮るもののない広い空
- 手が届きそうなほど近くに輝く星々
- 波の音だけが響く静寂の空間
この記事では、日本全国の島々の中から、特に「星空が美しい」と評価の高いおすすめの離島を10ヶ所厳選してご紹介します。 「星空保護区」に認定された島から、南十字星が見える最南端の島まで。
次の旅行は、地図ではなく「星座早見盤」を片手に、奇跡のような夜空に出会う旅へ出かけてみませんか?

やあ、ココロ船長だにゃ!今回はロマンチックな星空の旅だにゃ。街の明かりを忘れて、宇宙の広さを感じるにゃ!
【沖縄エリア】世界が認めた星空の聖地と南十字星


では、具体的におすすめの離島をご紹介します! まずは、日本国内でもトップクラスの人気を誇る沖縄エリアです。



亜熱帯の空気の中で見る星空は最高だにゃ。南十字星が見えたら願い事が叶うかもしれないにゃ!
1. 石垣島(沖縄県)
沖縄県の八重山諸島に位置する石垣島は、星空を語る上で絶対に外せない場所です。 石垣島の一部を含む西表石垣国立公園エリアは、2018年に国際ダークスカイ協会によって、日本初となる「星空保護区」に認定されました。
【POINT】星空保護区の実力
- ジェット気流の影響が少なく星が瞬かない
- くっきりと静止したような美しい星
- 全天88星座のうち理論上84星座を観測可能
2. 西表島(沖縄県)
石垣島と同じく、西表石垣国立公園の一部として「星空保護区」に認定されている西表島。 島の90%以上が亜熱帯のジャングルに覆われたこの島では、人工の光がほとんど存在しません。
【CHECK】ワイルドな観賞
- 夜のジャングルツアーやカヌーツアー
- 大自然の音に包まれて見上げる星空
- 濃い天の川が雲のように見える圧巻の光景
3. 竹富島(沖縄県)
石垣島からフェリーでわずか10分で到着する竹富島。 昔ながらの赤瓦の家並みが保存されたこの島は、夜になると一層幻想的な雰囲気に包まれます。
【POINT】集落と星の調和
- 街灯が足元を照らす程度の淡い光
- 集落の中にいても十分に星が見える
- 屋根越しに見る星々の情緒
【MEMO】宿泊者限定
- 静まり返った集落を散歩できるのは、竹富島に宿泊した人だけの特権です。
- 日帰り客が帰った後の静寂は格別です。
4. 波照間島(沖縄県)
有人島として日本最南端に位置する波照間島。 この島の最大の特徴は、日本で最も「南十字星」が見えやすい島であるということです。
【CHECK】南十字星
- 12月から6月頃にかけて観測のチャンス
- 南の水平線上に現れる憧れの星座
- 「星が降ってくる」ような満天の夜空
5. 宮古島(沖縄県)
美しい海「宮古ブルー」で知られる宮古島ですが、星空の美しさも折り紙付きです。 高い山がない平坦な島であるため、空が非常に広く、360度のパノラマで星空を見渡すことができます。
【POINT】広い空と海
- 水平線から立ち昇るような天の川
- 海面に星の光が反射する幻想的な光景
- 空と海の境界線が消える感覚



沖縄の星空は、海と同じくらい感動的だにゃ。夜風に吹かれながら、いつまでも眺めていたくなるにゃ。
【関東エリア】都心から行ける「東京の星空」


実は、東京都内にも世界に誇る星空の島があります。 週末にふらっと行ける距離で、極上のプラネタリウム体験が待っています。



東京の島も負けてないにゃ!週末にふらっと行って、満天の星空に癒やされるのもおすすめだにゃ。
6. 神津島(東京都)
東京の竹芝桟橋から高速ジェット船で約3時間半。 伊豆諸島の一つである神津島は、2020年に東京都で初めて「星空保護区」に認定された島です。
【POINT】東京の星空
- 街灯を星空に優しいものに交換する徹底ぶり
- 「ダークスカイ・アイランド」の認定地
- 現地ガイドによる星空解説ツアーが充実
7. 青ヶ島(東京都)
伊豆諸島の有人島としては最南端、東京から約360km離れた絶海の孤島、青ヶ島。 世界的にも珍しい「二重カルデラ」という地形を持つ火山島です。
【CHECK】天然のスタジアム
- 外輪山に囲まれ光や音が遮断された空間
- 頭上に円形に切り取られた宇宙が広がる
- 日本国内とは思えないスケール感
【MEMO】アクセス難易度
アクセスが困難で「選ばれし者しか行けない島」とも呼ばれますが、日本一人口が少ない村ならではの、人工光が極限まで少ない環境が待っています。



都心から数時間でこんな星空が見られるなんて、東京も捨てたもんじゃないにゃ。週末のリフレッシュに最高だにゃ!
【鹿児島エリア】世界遺産と幻の浜で見る星空


沖縄のお隣、鹿児島県の離島も負けていません。 世界自然遺産の森や、幻の砂浜から見上げる星空は、一生の思い出になる美しさです。



屋久島や奄美大島も星空がすごいんだにゃ。大自然の音を聞きながら星を見るのは、最高の贅沢だにゃ!
8. 屋久島(鹿児島県)
世界自然遺産・屋久島は、雨が多い島として知られていますが、晴れた夜の星空は圧巻です。 標高が高い山々があるため、空気が澄んでおり、星が近く感じられます。
【POINT】森と星の共演
- 海岸線から見上げる広大な天の川
- 標高の高い場所から見る「雲の上の星空」
- ウミガメの産卵地(永田いなか浜)での星空
9. 奄美大島(鹿児島県)
沖縄本島に次ぐ大きさを持つ奄美大島。 北部から南部まで街明かりの少ないエリアが点在しており、どこにいても素晴らしい星空に出会えます。
【CHECK】奄美の星空
- 「あやまる岬」など視界が開けた絶景スポット
- 国の特別天然記念物アマミノクロウサギと星空
- 波の音だけが響く静寂のビーチ
10. 与論島(鹿児島県)
鹿児島県の最南端、沖縄本島のすぐ北に位置する与論島。 「ヨロンブルー」と呼ばれる透明度の高い海が有名ですが、夜の浜辺もまた絶景です。
【POINT】宇宙と一体化
- 周囲に高い建物がなく空の抜けが良い
- 真っ白な砂浜に寝転がって星を見上げる
- 海面に星明かりが映る「星の道」



世界遺産の森や幻の砂浜で見る星空は、一生の宝物になるにゃ。自然のパワーを全身で感じるにゃ!
なぜ「離島」の星空はこれほどまでに美しいのか


日本国内には星空の名所と呼ばれる場所がいくつかありますが、その中でも「離島」は別格の美しさを誇ります。 なぜ島で見上げる星空は、これほどまでに私たちの心を打つのでしょうか。



周りが海だから真っ暗なんだにゃ。プラネタリウムよりもリアルな星空がそこにあるにゃ!
圧倒的に「光害」が少ない環境
星空観賞にとって最大の敵は、ビルや街灯などが発する人工的な光(光害)です。
【POINT】暗闇の質
- 高層ビルもネオン街もない環境
- 集落を離れれば漆黒の闇が広がる
- 肉眼で見える星の数が桁違いに多い
人工の光が極限まで少ない環境だからこそ、普段は見えない小さな星までくっきりと浮かび上がります。
海に囲まれた澄んだ空気
星の輝きを届けるためには、空気が澄んでいることが重要です。
【CHECK】クリアな視界
- 工場排気などの影響を受けにくい
- 海風が塵や埃を吹き飛ばしてくれる
- 星本来の鋭い輝きがそのまま届く
フィルターを通さないクリアな空気が、星の瞬きをダイレクトに私たちの瞳に届けてくれます。
波音と静寂が演出する没入感
星空の美しさは、視覚だけで感じるものではありません。 離島での天体観測には、心地よいBGMが伴います。
【POINT】五感で感じる星空
- 人工的な騒音がない「完全な静寂」
- 寄せては返す「波の音」と「風の音」
- 視覚だけでなく聴覚でも癒やされる



波の音を聞きながら星を見るなんて、最高の贅沢だにゃ。日常を忘れて、心も体もリラックスできるにゃ。
離島で星空を120%楽しむための準備とコツ


せっかく離島まで行くのですから、最高のコンディションで星空を楽しみたいものです。 出発前に知っておくべき、星空観賞を成功させるためのポイントを解説します。



月明かりは大敵だにゃ。新月の日を狙っていくのが、プロの星空ハンターだにゃ!
「月齢」と「月の出・月の入り」をチェックする
星空観賞において、最も重要なのは「月」の存在です。 満月の夜は月明かりが強すぎて、細かい星の光がかき消されてしまいます。
【CHECK】計画のコツ
- 月明かりの影響がない「新月」前後を狙う
- 新月でなくても「月の入り」後の時間を調べる
- 月が沈んだ後の真っ暗な空を狙う
月齢カレンダーや、月の出・月の入り時刻がわかるアプリを事前にダウンロードしておくと便利です。
観察に最適な「シーズン」を知る
星は一年中見ることができますが、季節によって見える星座や雰囲気が異なります。
【POINT】季節ごとの見どころ
- 夏(7〜9月):濃い天の川が見えるダイナミックな季節
- 冬(12〜2月):空気が澄んで星の輝きが鋭くなる
- 南十字星:12月から6月頃が観測シーズン
「何を見たいか」によって旅の時期を決めるのも、星空旅の楽しみ方の一つです。
必需品とマナーを守って楽しむ
星空観賞を快適にするために、以下のアイテムを持っていくことをおすすめします。
【CHECK】持ち物リスト
- 懐中電灯:足元用。星に優しい赤色ライト推奨
- レジャーシート:寝転がって見るために必須
- 長袖・防寒着:夏場でも夜は冷え込むことがある
また、集落の中や民家の近くで騒いだり、強い光をむやみに当てたりするのは厳禁です。島で暮らす人々の生活を尊重しましょう。



準備万端なら、あとは天気次第だにゃ!晴れることを祈って、テルテル坊主を作るにゃ!
まとめ|星空を見るために、島へ行こう


今回は、星空が美しい日本のおすすめ離島を10ヶ所ご紹介しました。
【POINT】星空の島リスト
- 沖縄:石垣島、西表島、竹富島、波照間島、宮古島
- 東京:神津島、青ヶ島
- 鹿児島:屋久島、奄美大島、与論島
日中は青い海で遊び、夜は満天の星空に包まれる。 そんな贅沢な時間は、離島でしか味わえません。
忙しい日常を忘れ、スマホの画面ではなく、数億年の時を超えて届く星の光を見つめる旅へ。 次の休みは、あなただけの「星の島」を見つけに出かけてみませんか?



どうだったかにゃ?宇宙の神秘を感じる旅に出発だにゃ!星座早見盤を持っていくと、もっと楽しめるにゃ。また次の航海で会おうにゃ!









