はじめに|喧騒を離れ、何もしない贅沢を求めて

「人混みは疲れる」「ただのんびりしたい」。
そんなあなたにおすすめなのが、観光地化されていない「穴場の離島」への旅です。 日本には約400もの有人島があり、その中にはガイドブックには載らない、手つかずの絶景や静寂が残る場所がたくさんあります。
【この記事で紹介する穴場の島】
- 東日本:温泉や星空、高山植物が魅力の5島
- 西日本:アートや猫、歴史情緒が残る5島
- 九州・沖縄:南国の原風景に出会える5島
この記事では、そんな「日本の穴場な離島」を15ヶ所厳選してご紹介します。
信号機のない島から、猫の島、圧倒的な青い海まで。心身をリセットする、とっておきの隠れ家を見つけに行きましょう。

やあ、ココロ船長だにゃ!今回は「穴場の島」への招待状だにゃ。誰にも教えたくないような、とっておきの秘密基地をこっそり教えるにゃ!
【東日本】静寂と自然に癒やされる穴場離島


まずは、北海道から関東・甲信越エリアにある、自然豊かな穴場の島々を紹介します。
冷涼な空気と透明な海、そして火山が生んだダイナミックな景観が魅力です。



北の海は色が深くて神秘的だにゃ!温泉やハイキングを楽しみたい人におすすめのエリアだにゃ。
穴場 1| 礼文島(北海道)|最北の「花の浮島」
日本最北の離島、「礼文島(れぶんとう)」。 夏になると島全体が300種類以上の高山植物で彩られることから、「花の浮島」と呼ばれています。
【ここがおすすめ 】
- ハイキングコースが整備されており、可憐な花々と利尻富士を眺めながら歩くトレッキングは格別です。
- アクセスは稚内からフェリーのみとハードルは高いですが、その分、到達した時の感動はひとしおです。
穴場2| 飛島(山形県)|渡り鳥と釣り人の聖地
酒田港から北西へ約39kmに位置する「飛島(とびしま)」。 日本海に浮かぶこの島は、渡り鳥の中継地として有名で、春と秋には多くのバードウォッチャーが訪れます。
【ここがおすすめ 】
- 島には信号機がなく、時間が止まったような懐かしい日本の原風景に出会えます。
- 釣り人の間では大物が釣れる聖地としても知られています。
穴場 3| 式根島(東京都)|ワイルドな海中温泉
伊豆諸島の中で、比較的こじんまりとした「式根島(しきねじま)」。 この島の最大の魅力は、海岸の岩場に湧き出す「海中温泉」です。
【おすすめ体験】
- 地鉈(じなた)温泉:
- 断崖絶壁に囲まれた野趣あふれる温泉。
- 星空:
- ワイルドな湯船から眺める星空は圧巻です。
穴場 4| 神津島(東京都)|天然のプラネタリウム
「星空保護区」に認定された「神津島(こうづしま)」は、東京とは思えないほどの満天の星空が広がる島です。 街灯が制限されているため、夜になると島全体が天然のプラネタリウムに変わります。
【ここがおすすめ 】
- 透明度抜群の海にある木製の遊歩道「赤崎遊歩道」は、飛び込み台としても人気。
- 夏は大人も子供も海遊びに夢中になれます。
こうした「満天の星空」も、離島ならではの大きな魅力の一つです。
穴場 5| 粟島(新潟県)|わっぱ煮と静寂の島
新潟県の北部に浮かぶ小さな島、「粟島(あわしま)」。 人口300人あまりのこの島は、観光地化されていない素朴な暮らしが魅力です。
【島の名物 】
- 焼いた石を味噌汁に入れて煮立たせる豪快な漁師料理「わっぱ煮」は必食です。
- 自転車で島を一周したり、キャンプを楽しんだりと、アウトドア派におすすめです。



東京の島も意外と穴場なんだにゃ!温泉に星空に、自然のアトラクションがいっぱいだにゃ!
【西日本】歴史と情緒を感じる穴場離島


続いては、瀬戸内海や近畿地方の島々です。
穏やかな海と、古くからの歴史や文化が色濃く残る、情緒あふれる島旅が楽しめます。



瀬戸内の島は、アートや猫、路地裏散歩が楽しいにゃ!船の旅も穏やかで、のんびり派にはぴったりだにゃ。
穴場 6| 答志島(三重県)|迷路のような路地裏
鳥羽港から定期船で約20分の「答志島(とうしじま)」。 港に降り立つと、昭和の時代にタイムスリップしたかのような漁村風景が広がります。
【ここがおすすめ】
家々が密集した迷路のような路地裏には、「マルハチ(丸八)」と呼ばれる魔除けの印が描かれており、独特の文化を感じさせます。
穴場 7| 沼島(兵庫県)|国生み神話の神秘
淡路島の南に浮かぶ勾玉(まがたま)の形をした「沼島(ぬしま)」。 「国生み神話」の舞台とも言われ、奇岩「上立神岩(かみたてがみいわ)」はパワースポットとして知られています。
【旬の味覚 】
- 鱧(ハモ)料理が有名で、夏には極上のハモを求めて食通が訪れます。
- 静かな漁港と神聖な空気が漂う、大人のための隠れ家的な島です。
穴場 8| 真鍋島(岡山県)|猫と映画のロケ地
笠岡諸島にある「真鍋島(まなべしま)」は、古い漁村の景観がそのまま残る「映画のロケ地」として有名な島です。
【ここがおすすめ 】
- 「猫の島」としても知られ、港周辺ではたくさんの猫たちがのんびりと暮らしています。
- 車が入れない細い路地を散策すれば、どこからか懐かしい潮の香りが漂ってきます。
穴場 9| 男木島(香川県)|坂道とアートの島
高松港からフェリーで約40分、「男木島(おぎじま)」は斜面に家々が連なる独特の景観を持つ島です。
【おすすめ体験】
- アート散策:
- 瀬戸内国際芸術祭の舞台でもあり、路地裏にアート作品が点在。
- カフェ巡り:
- 古民家を改装したカフェや図書館でのんびり過ごせます。
穴場 10| 祝島(山口県)|石積みの練塀とビワ
瀬戸内海国立公園の西端に位置する「祝島(いわいしま)」。 強い潮風から家を守るために築かれた「石積みの練塀(ねりべい)」が続く集落は、独自の景観美を作り出しています。
【ここがおすすめ】
特産品のビワや、1000年以上続く神舞(かんまい)など、伝統と自然が調和した暮らしが今も息づいています。



路地裏で迷子になるのも楽しいにゃ!猫について行ったら、素敵な景色に出会えるかもしれないにゃ。
【九州・沖縄】南国の風と原風景に出会う穴場離島


最後は、九州と沖縄の島々です。
メジャーなリゾート地とは一味違う、手つかずの自然や、昔ながらの集落が残るディープな島を紹介します。



南の島は海の色が違うにゃ!時間が溶けるように過ぎていくから、帰りたくなくなっちゃうかもしれないにゃ。注意だにゃ!
穴場 11| 小値賀島(長崎県)|暮らすように旅する
五島列島の北部に位置する「小値賀島(おぢかじま)」。 ここでは「観光」ではなく、「暮らすような旅」が提案されています。
【ここがおすすめ 】
- 築100年以上の古民家を一棟貸し切りでステイしたり、地元のお母さんと郷土料理を作ったり。
- 日本の原風景の中で、島民の一員になったかのような温かい時間を過ごせます。
穴場 12| 黒島(長崎県)|祈りの島の教会群
佐世保市の九十九島に浮かぶ「黒島(くろしま)」。 「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産である「黒島天主堂(くろしまてんしゅどう)」があり、島全体に厳かな祈りの空気が流れています。
【絶景ポイント】
レンガ造りの美しい教会と、赤土の畑、青い海のコントラストは、まるで絵画のような美しさです。
穴場 13| 加計呂麻島(鹿児島県)|奄美の奥座敷
奄美大島の南、大島海峡を挟んで向かい合う「加計呂麻島(かけろまじま)」。 大きなリゾートホテルはなく、小さな民宿やゲストハウスが点在するのみ。
【ここがおすすめ 】
- 「加計呂麻ブルー」と呼ばれる海は驚くほど透明で、サンゴ礁が広がる海中はダイバーの憧れです。
- 何もない静けさと、圧倒的な大自然に包まれたい人には最高の場所です。
穴場 14| 阿嘉島(沖縄県)|ケラマブルーとケラマ鹿
慶良間諸島の中で、座間味島よりも静かに過ごせるのが「阿嘉島(あかじま)」です。 世界屈指の透明度を誇る「北浜ビーチ(ニシバマ)」がありながら、観光客は比較的少なめ。
【出会える動物】
集落を歩けば、国の天然記念物「ケラマ鹿」が野生のまま散歩している姿に出会えることもあります。
穴場 15| 多良間島(沖縄県)|昔ながらの沖縄
宮古島と石垣島の間に浮かぶ「多良間島(たらまじま)」。 観光開発があまり進んでいないため、サトウキビ畑とフクギ並木に囲まれた、昔ながらの沖縄の原風景がそのまま残っています。
【ここがおすすめ】
「日本で最も美しい村」連合にも加盟しており、夜には視界いっぱいの星空が広がります。



古民家でのんびりしたり、野生の鹿に会ったり、体験の濃さが違うにゃ!本当の豊かさって何か、教えてくれる気がするにゃ。
失敗しない「穴場の離島」の選び方


「穴場」といっても、不便な秘境から意外と近い島までタイプは様々です。
後悔しない旅にするために、自分にぴったりの島を選ぶポイントを押さえておきましょう。



「不便さ」も旅のスパイスだにゃ!何をしたいかによって、選ぶべき島は変わってくるんだにゃ。
アクセスの難易度で選ぶ
- 秘境タイプ:
- 半日がかりで辿り着く。「遠くまで来た!」という達成感と冒険を味わいたい人向け。
- 隠れ家タイプ:
- 本土から高速船ですぐ。移動の疲れを抑えて、現地でのんびりしたい人向け。
旅の日数や体力に合わせて、無理なく楽しめる島を選んでください。
目的(何もしない・食・絶景)で選ぶ
- 何もしない贅沢:
- あえて観光スポットが少ない島を選び、宿の縁側で本を読んだり海を眺めたりする。
- 具体的な目的:
- 「美味しい魚が食べたい」「猫に会いたい」など、その分野に特化した島を選ぶ。
目的に合わせて島を選ぶと、満足度がぐっと上がります。
島内の移動手段(レンタカー・自転車)で選ぶ
意外と見落としがちなのが、島に着いてからの「足」です。 穴場の島はバスやタクシーがほとんどない場所が多く、移動手段の確保が旅の快適さを左右します。
【島のサイズ別・推奨手段】
- 広い島・坂道が多い島:
- レンタカーやバイクが必須。
- 免許がない場合は電動アシスト自転車。
- 小さな島:
- 徒歩や普通の自転車で十分。
移動手段の詳しい選び方については、以下の記事で解説しています。



坂道が多い島で自転車はキツイにゃ!レンタカーや電動自転車は数が少ないから、早めの予約が鉄則だにゃ!
穴場離島への旅を成功させるコツ


最後に、便利ではない「穴場の島」だからこそ気をつけておきたいポイントをお伝えします。
準備不足だと、せっかくの島旅が台無しになってしまうこともあります。



「なんとかなる」は通用しないこともあるにゃ!事前の準備が、快適な島旅の鍵だにゃ!
現金は多めに用意する
離島では、クレジットカードや電子マネーが使えないお店や宿がまだまだ多いです。 また、島内にATMが一つしかない、あるいは土日は稼働していないということも珍しくありません。
【現金は命綱 】
- 島に渡る前に、十分な現金を下ろしておくことが鉄則です。
- 自販機やバスの運賃用に、小銭も多めに持っておくと安心です。
宿や食事処は事前予約が必須
観光客が少ない穴場の島では、飲食店の数も限られています。
「行けばどこか開いているだろう」と思っていると、臨時休業だったり、予約で満席だったりして食事難民になる可能性があります。
宿の予約はもちろん、夕食や翌日の移動手段(レンタカーやレンタサイクル)も、事前の予約を強くおすすめします。
スケジュールには「予備日」を設ける
離島への旅で一番のリスクは、天候による船の欠航です。 特に穴場の島は便数が少ないため、一度欠航すると翌日まで島から出られないこともあります。
【余裕を持つ】
帰りの飛行機や仕事のスケジュールには、半日〜1日程度の余裕(予備日)を持たせておきましょう。
こうした「島ならではの注意点」や「持ち物」について、さらに詳しくチェックしたい方は、以下のリストも参考にしてください。



予定通りにいかないのも島の醍醐味だにゃ!もし足止めを食らったら、それは島が「まだ帰るな」って言ってるのかもしれないにゃ。
まとめ|自分だけの「秘密の島」を見つけよう


今回は、静かに過ごせる日本の穴場な離島をテーマに、おすすめの島15選を紹介しました。
【今回紹介した穴場離島】
- 東日本:
- 礼文島、飛島、式根島、神津島、粟島
- 西日本:
- 答志島、沼島、真鍋島、男木島、祝島
- 九州・沖縄:
- 小値賀島、黒島、加計呂麻島、阿嘉島、多良間島
どの島も、メジャーな観光地にはない独自の魅力と、ゆったりとした時間が流れています。 少し不便かもしれませんが、その分だけ、日常では味わえない感動や出会いが待っています。
次の休みは、地図を広げて気になる「穴場の島」へ旅に出てみませんか? そこはきっと、あなたにとっての特別な「第二の故郷」になるはずです。



どうだったかにゃ?行ってみたい島は見つかったかにゃ?静かな島で深呼吸すれば、心も体もスッキリするにゃ!また次の航海で会おうにゃ!










