はじめに|旅の醍醐味は、やっぱり「食」にある

旅の記憶を一番鮮明に残してくれるもの。
それは、美しい景色もさることながら、その土地で食べた「美味しいもの」ではないでしょうか?
特に、海に囲まれた離島は、本土では味わえない食材の宝庫です。
朝獲れの新鮮な魚介類、潮風を受けて育った島野菜、独自の歴史が育んだ島料理。 その島に行かなければ食べられない味に出会うことこそ、島旅の最大の贅沢です。
この記事では、離島グルメをテーマに、北は北海道から南は沖縄まで、わざわざ食べに行く価値のある絶品グルメとおすすめの島を15選ご紹介します。
海鮮丼、ブランド牛、そして素朴なソウルフードまで。 お腹を空かせて、美味しい島旅へ出かけましょう。

やあ、ココロ船長だにゃ!今回は食いしん坊必見の「島グルメ」特集だにゃ。美味しい時間は一番の幸せだにゃ!
【海鮮編】鮮度が違う!究極の海の幸を味わう5選


離島グルメの王様といえば、やっぱり海鮮です。
「産地直送」どころか「産地そのもの」で食べる魚介類は、甘みも食感も別格です。



獲れたてピチピチの魚は、醤油なんていらないくらい味が濃いんだにゃ!海の恵みに感謝していただくにゃ。
おすすめ1|礼文島(北海道)|とろける甘さ「生ウニ丼」
【ベストシーズン:6月〜8月頃】
日本最北の離島、「礼文島(れぶんとう)」。
ここに来たら絶対に外せないのが、最高級の利尻昆布を食べて育った「エゾバフンウニ」です。例年6月〜8月ごろの漁期に食べられる「生ウニ丼」は、ミョウバンを使わない店も多く、ウニ本来の濃厚な甘みが口いっぱいに広がります。一度食べたら、もう他のウニは食べられなくなるかもしれません。
おすすめ2|壱岐島(長崎県)|玄界灘の宝石「生ウニと海鮮」
【ベストシーズン:4月〜10月頃(紫ウニ:春〜初夏/赤ウニ:夏〜秋)】
実力派のグルメアイランド、「壱岐島(いきのしま)」。
海女(あま)さんが素潜りで獲る「紫ウニ(春〜初夏)」と「赤ウニ(夏〜秋)」は絶品です。また、新鮮な魚介類を豪快に焼く「海鮮バーベキュー」も島の名物。 イカ、サザエ、アワビなど、玄界灘の荒波に揉まれた魚介の旨味をダイレクトに味わえます。
おすすめ3|伊豆大島(東京都)|ピリ辛が癖になる「べっこう寿司」
【ベストシーズン:通年(旬の魚を使用)】
東京から一番近い南国、「伊豆大島(いずおおしま)」。
この島の郷土料理といえば「べっこう寿司」です。 白身魚を青唐辛子醤油に漬け込んだもので、身が鼈甲(べっこう)色に輝くことから名付けられました。 ピリッとした辛さが食欲をそそり、お酒のアテにも最高です。 島内の多くのお寿司屋さんやスーパーで味わうことができます。
おすすめ4|佐渡島(新潟県)|冬の味覚「寒ブリと南蛮エビ」
【ベストシーズン:12月〜2月頃(寒ブリ)】
日本海の美食の島、「佐渡島(さどしま)」。
冬の佐渡といえば「寒ブリ」です。 脂が乗ったブリは刺身でもしゃぶしゃぶでも絶品。 また、甘みが強く濃厚な味わいの「南蛮エビ(甘エビ)」も名物です。 お米の産地でもあるため、炊きたての佐渡米と一緒に食べる海鮮丼は、至福のひとときを約束してくれます。
おすすめ5|久米島(沖縄県)|プリプリの食感「車海老」
【ベストシーズン:12月〜3月頃(特に冬)】
沖縄本島の西に浮かぶ「久米島(くめじま)」。
実は久米島は、車海老(くるまえび)の養殖出荷量が日本一とされる島です。 旬は冬から早春にかけて。特に12月〜2月頃の活き車海老は、甘みが強く身の引き締まり方が別格です。 島内のレストランでは、刺身、塩焼き、天ぷら、ガーリックシュリンプなど、様々な調理法で車海老を堪能できます。



ウニにエビにブリ!書いてるだけでヨダレが出てきたにゃ……。旬の時期を逃さないように、しっかりリサーチしてから行くにゃ!
【肉・麺編】ガッツリ食べたい!島のソウルフード5選


海鮮だけではありません。
独自の進化を遂げた「肉料理」や「麺料理」も、離島グルメの大きな魅力です。



島の人たちが愛するソウルフードは、元気が出る味だにゃ!ブランド牛も麺も、全部制覇したいにゃ!
おすすめ6|石垣島(沖縄県)|肉好きの聖地「石垣牛」
【ベストシーズン:通年】
八重山諸島の玄関口、「石垣島(いしがきじま)」。
温暖な気候と緑豊かな牧草地で育った「石垣牛」は、沖縄サミットの晩餐会でも振る舞われた最高級黒毛和牛です。 脂身がさっぱりとしていて甘みがあるのが特徴。 島内には焼肉店やステーキハウスがひしめき合っており、本場の味をリーズナブルに楽しめます。
おすすめ7|五島列島(長崎県)|幻のうどん「五島うどん」
【ベストシーズン:通年】
長崎県の西に位置する「五島列島(ごとうれっとう)」。
日本三大うどんの一つに数えられることもある「五島うどん」は、生地を延ばす際に椿油を塗るため、つるつるとしてコシが強いのが特徴です。 大鍋で茹でたうどんを、アゴ(トビウオ)出汁のつゆにつけて食べる「地獄炊き」は、五島ならではの食べ方です。
おすすめ8|宮古島(沖縄県)|優しい出汁の味「宮古そば」
【ベストシーズン:通年】
沖縄そばの中でも独自の特徴を持つ「宮古島(みやこじま)」の「宮古そば」。
縮れのない平打ち麺と、カツオの風味が効いたあっさりスープが特徴です。 伝統的な盛り付けでは、具材(三枚肉やかまぼこ)を麺の下に隠すというユニークなスタイルも見られます。 最近では、カレー粉をかけて味変を楽しむお店も人気です。
おすすめ9|淡路島(兵庫県)|甘さが違う「淡路島バーガー」
【ベストシーズン:通年】
関西の美食アイランド、淡路島(あわじしま)。
特産品の「淡路島玉ねぎ」と、島内で育った「淡路牛」などを使った「淡路島バーガー」は、ご当地バーガーブームの火付け役とも言える存在です。 加熱するとフルーツのように甘くなる玉ねぎと、ジューシーなパティの相性は抜群。 島内には多くの提供店があり、食べ比べも楽しめます。
おすすめ10|利尻島(北海道)|旨味の極地「利尻ラーメン」
【ベストシーズン:通年(※店舗の営業期間要確認)】
最北の海に浮かぶ「利尻島(りしりとう)」。
高級昆布の代名詞「利尻昆布」を贅沢に使ったラーメンは、ここでしか味わえない逸品です。 中でも「焼き醤油らーめん」は、焦がした醤油の香ばしさと昆布出汁の旨味が凝縮されたスープが絶品。 ミシュランガイド北海道に掲載されたお店もあり、ラーメンファンの聖地となっています。



石垣牛の焼肉は、口の中でとろけるにゃ〜。〆のラーメンまで行くのが島流だにゃ。胃袋がいくつあっても足りないにゃ!
【郷土料理・スイーツ編】島ならではの味に出会う5選


最後は、その島独自の文化が色濃く反映された郷土料理や、南国ならではのスイーツです。
一口食べれば、島の歴史や風土を感じることができます。



ちょっと変わった料理もあるけど、食べてみるとハマる味だにゃ!デザートまでしっかり楽しむのが流儀だにゃ。
おすすめ11|八丈島(東京都)|ワサビじゃなくてカラシ「島寿司」
【ベストシーズン:通年】
伊豆諸島の「八丈島(はちじょうじま)」。
この島の「島寿司」は、醤油漬けにした白身魚を甘めのシャリに乗せて握ります。 最大の特徴は、ワサビの代わりに「練りカラシ」を使うこと。 かつてワサビが手に入りにくかった時代の知恵ですが、このツンとくる辛さが、漬け魚の甘みと絶妙にマッチします。
おすすめ12|奄美大島(鹿児島県)|おもてなしの心「鶏飯(けいはん)」
【ベストシーズン:通年】
鹿児島と沖縄の文化が融合する「奄美大島(あまみおおしま)」。
代表的な郷土料理「鶏飯(けいはん)」は、ご飯の上にほぐした鶏肉、錦糸卵、椎茸、パパイヤの漬物などを乗せ、熱々の鶏ガラスープをかけて食べる料理です。 かつて役人をもてなすために作られた料理で、あっさりしながらも滋味深い味わいは、食欲がない時でもさらさらと食べられます。
おすすめ13|小豆島(香川県)|オリーブ香る「手延べそうめん」
【ベストシーズン:通年(生そうめんは店による)】
オリーブの島、「小豆島(しょうどしま)」。
400年の歴史を持つ「手延べそうめん」は、製造工程でごま油(現在はオリーブオイルを使うことも)を使用するため、風味豊かでコシが強いのが特徴です。 「オリーブそうめん」は、麺にオリーブ果実が練り込まれており、鮮やかな緑色と爽やかな香りが楽しめます。 「生そうめん」が食べられる製麺所直営の食堂もおすすめです。
おすすめ14|屋久島(鹿児島県)|豪快な姿揚げ「トビウオ料理」
【ベストシーズン:春〜初夏頃】
世界自然遺産の島、「屋久島(やくしま)」。
屋久島は日本有数のトビウオの産地です。 水揚げのピークは春から梅雨にかけて。新鮮な刺身はもちろん、背開きにして丸ごと揚げた「トビウオの姿揚げ」はインパクト抜群。 ヒレまでパリパリと食べられ、香ばしさがたまりません。 すり身にした「つきあげ(さつま揚げ)」も、おやつやおつまみに最適です。
おすすめ15|沖縄の離島全般|南国の恵み「トロピカルフルーツ」
【ベストシーズン:5月〜8月頃】
沖縄の離島に行ったら外せないのが、完熟のフルーツです。
ベストシーズンは初夏から夏(5月〜8月頃)。石垣島や宮古島の「マンゴー」は6月〜8月頃、西表島の「ピーチパイン」は一足早い5月〜6月頃に旬を迎えます。 本州のスーパーで買うものとは香りも甘さも段違いです。 農園直営のカフェで食べるパフェやかき氷は、旅の疲れを一瞬で吹き飛ばしてくれます。



お土産にもぴったりだにゃ!お家で待ってる人にも、この感動をお裾分けするにゃ!
離島グルメ旅を成功させる3つのコツ


美味しいものにありつくためには、事前のリサーチと準備が欠かせません。
島ならではの事情を知って、食いっぱぐれを防ぎましょう。



お腹が空いているのに店が開いてない……なんて悲劇は避けるにゃ!島のルールを知っておくことが大事だにゃ。
1. 「定休日」と「営業時間」を入念にチェック
離島の飲食店は、不定休だったり、ランチ営業が短かったりすることが多いです。
また、「材料がなくなり次第終了」という店も少なくありません。
絶対に行きたい店は、事前に電話で営業確認をするか、予約をしておくのが確実です。
2. 夕食難民にならないために「予約」は必須
多くの離島では、夜遅くまで開いている店が限られています。
特にシーズン中は人気店があっという間に満席になり、本当に食べる場所がなくなる「夕食難民」が発生します。 宿が決まったら、すぐに夕食の場所も予約しましょう。
移動手段(タクシーや代行運転)の確保もセットで考えておくと安心です。
3. 「現金」と「ATMの場所」を確認
おしゃれなカフェなどはキャッシュレス対応が進んでいますが、昔ながらの食堂や市場では「現金のみ」という場所がまだまだ多いです。
また、島内にATMが少なく、島によっては土日や夜間は稼働していない場合もあります。
美味しいご飯を食べた後に困らないよう、十分な現金を用意して島へ渡りましょう。



準備さえしておけば、あとは食べるだけだにゃ!心ゆくまで満腹になってくれにゃ!
まとめ|美味しい記憶は、旅を彩る最高のスパイス


今回は、離島 グルメをテーマに、絶対食べたい島のご馳走15選を紹介しました。
- 極上の海鮮:礼文島、壱岐島、伊豆大島、佐渡島、久米島
- 肉と麺:石垣島、五島列島、宮古島、淡路島、利尻島
- 郷土の味:八丈島、奄美大島、小豆島、屋久島、沖縄全域
その土地の風土が生んだ食材を、その土地の空気の中で味わう。 これこそが、島旅における「食」の真髄です。
写真を見返すたびに、「あの時のウニは美味しかったな」「あのお肉、また食べたいな」と思い出せるような、美味しい記憶。 そんな素敵な出会いを求めて、次の休みはグルメな島旅へ出かけてみませんか?
※ウニやフルーツなどの旬の時期は、年ごとの海況・天候・収穫状況によって前後します。
目安として参考にしていただき、実際に訪れる際は各店舗の最新情報をチェックしてください。



どうだったかにゃ?お腹が鳴っちゃったかにゃ?美味しいものを求める旅も、立派な冒険だにゃ!また次の航海で会おうにゃ!










