はじめに|島の「規模」を知れば、旅はもっと面白い

日本には約400の有人離島があり、その「人口規模」は島の個性そのものです。 人口が多い島は「都市のような利便性」があり、少ない島には「手つかずの自然と濃密な人間関係」があります。
この記事では、2025年の最新データを基にした「日本の離島人口ランキングTOP50」を一挙に紹介。 上位の島だけでなく、人口が少ない秘境の島や、移住の現状まで徹底解説します。
【POINT】この記事でわかること!
- 日本の主要な離島の人口ランキング(TOP50)
- 人口規模ごとの島の特徴と暮らし
- 移住者が増えている島の共通点
旅や移住のパートナーとして、あなたに合った理想の島を探してみましょう。

やあ、みんな!ココロ船長だにゃ!今回は「島の人口」に注目だにゃ!自分に合った理想の島を見つける航海に出発だにゃ!
【一覧表】日本の離島人口ランキングTOP50(2025年版)


まずは、人口が多い順に並べたTOP50の島々を一挙にご紹介します。
※本ランキングは、総務省統計局「令和2年国勢調査 人口等基本集計(都道府県・市区町村別の主な結果)」のデータを基に、独自に集計・作成したものです。(出典:政府統計の総合窓口 e-Stat)
| 順位 | 島名 | 都道府県 | 人口規模(目安) |
| 1 | 淡路島 | 兵庫県 | 約12.7万人 |
| 2 | 天草諸島 | 熊本県 | 約10.7万人 |
| 3 | 奄美大島 | 鹿児島県 | 約5.7万人 |
| 4 | 宮古島 | 沖縄県 | 約5.4万人 |
| 5 | 石垣島 | 沖縄県 | 約5.0万人 |
| 6 | 佐渡島 | 新潟県 | 約4.5万人 |
| 7 | 福江島 | 長崎県 | 約3.3万人 |
| 8 | 対馬島 | 長崎県 | 約2.5万人 |
| 9 | 種子島 | 鹿児島県 | 約2.5万人 |
| 10 | 小豆島 | 香川県 | 約2.4万人 |
| 11 | 壱岐島 | 長崎県 | 約2.3万人 |
| 12 | 徳之島 | 鹿児島県 | 約2.0万人 |
| 13 | 因島 | 広島県 | 約2.0万人 |
| 14 | 向島 | 広島県 | 約1.9万人 |
| 15 | 江田島 | 広島県 | 約1.9万人 |
| 16 | 中通島 | 長崎県 | 約1.6万人 |
| 17 | 能美島 | 広島県 | 約1.5万人 |
| 18 | 倉橋島 | 広島県 | 約1.5万人 |
| 19 | 周防大島 | 山口県 | 約1.4万人 |
| 20 | 隠岐の島後 | 島根県 | 約1.3万人 |
| 21 | 沖永良部島 | 鹿児島県 | 約1.2万人 |
| 22 | 屋久島 | 鹿児島県 | 約1.1万人 |
| 23 | 長島 | 鹿児島県 | 約1.0万人 |
| 24 | 生口島 | 広島県 | 約0.8万人 |
| 25 | 伊豆大島 | 東京都 | 約0.7万人 |
| 26 | 八丈島 | 東京都 | 約0.7万人 |
| 27 | 久米島 | 沖縄県 | 約0.7万人 |
| 28 | 大崎上島 | 広島県 | 約0.7万人 |
| 29 | 喜界島 | 鹿児島県 | 約0.6万人 |
| 30 | 大三島 | 愛媛県 | 約0.5万人 |
| 31 | 与論島 | 鹿児島県 | 約0.5万人 |
| 32 | 伊良部島 | 沖縄県 | 約0.5万人 |
| 33 | 伊江島 | 沖縄県 | 約0.4万人 |
| 34 | 利尻島 | 北海道 | 約0.4万人 |
| 35 | 大島(西海市) | 長崎県 | 約0.4万人 |
| 36 | 直島 | 香川県 | 約0.3万人 |
| 37 | 奥尻島 | 北海道 | 約0.2万人 |
| 38 | 礼文島 | 北海道 | 約0.2万人 |
| 39 | 新島 | 東京都 | 約0.2万人 |
| 40 | 三宅島 | 東京都 | 約0.2万人 |
| 41 | 父島 | 東京都 | 約0.2万人 |
| 42 | 西表島 | 沖縄県 | 約0.2万人 |
| 43 | 小値賀島 | 長崎県 | 約0.2万人 |
| 44 | 神津島 | 東京都 | 約0.1万人 |
| 45 | 与那国島 | 沖縄県 | 約0.1万人 |
| 46 | 宇久島 | 長崎県 | 約0.1万人 |
| 47 | 座間味島 | 沖縄県 | 約0.06万人 |
| 48 | 波照間島 | 沖縄県 | 約0.05万人 |
| 49 | 竹富島 | 沖縄県 | 約0.03万人 |
| 50 | 阿嘉島 | 沖縄県 | 約0.02万人 |
【ランキングの補足】
- 順位や人口は統計の取り方(島単体か、自治体全体か)により変動します。
- 特に瀬戸内海や長崎県の島々は人口規模が近接しているため、順位は目安としてご覧ください。
- 天草諸島は複数の島(天草下島・上島など)を合算した人口です。



50個並ぶと壮観だにゃ!1万人を超える島から、数百人の島まで色々あるにゃ。次はどこに行こうかワクワクしてくるにゃ!
上位10島の「タイプ別」特徴と暮らし


ここからは、ランキング上位に入った主要な10島を、その規模や役割ごとに3つのタイプに分けて解説します。
表の数字だけでは見えてこない、それぞれの島の「キャラクター」や「暮らしのリアル」を見ていきましょう。
1位〜3位:人口5万〜12万人クラスの「都市型」離島
人口が5万〜10万人超クラスに達するこれらの島々は、本土と変わらない充実した「都市機能」を持っています。
- 1位:淡路島(約12.7万人)
- 本州・四国と橋でつながっており、関西都市圏の一部として機能しています。
- 観光、農業、商業がバランスよく発展しており、島暮らしの不便さをほとんど感じない環境です。
- 2位:天草諸島(約10.7万人)
- 熊本県本土と橋で結ばれた、大小の島々からなるエリアです。
- 世界遺産のキリシタン文化と美しい海が共存し、地方都市としての賑わいとスローライフの両方が叶います。
- 3位:奄美大島(約5.7万人)
- 世界自然遺産に登録された豊かな森を持ちながら、鹿児島県の離島行政の中心地でもあります。
- 大型スーパーや総合病院も揃っており、移住先としての人気もトップクラスです。
4位〜6位:人口約5万人クラスの「観光&生活ハイブリッド離島」
人口約4.5万〜5.5万人前後のこのゾーンは、高い観光人気と、生活の利便性が高次元で融合しているのが特徴です。
- 4位:宮古島(約5.4万人)
- 「宮古ブルー」と称される海は世界屈指の美しさです。
- リゾート開発が進み、オシャレなカフェや店舗が増加中で、若者や子育て世代の移住も増えています。
- 5位:石垣島(約5.0万人弱)
- 沖縄・八重山諸島のハブとなる島です。
- 都市部は都会的な賑わいを見せる一方、車で少し走れば大自然が広がります。
- 仕事の選択肢が多く、移住のハードルが比較的低いのも魅力です。
- 6位:佐渡島(約4.5万人)
- 日本海側最大の離島であり、トキや金山といった独自の歴史文化が色濃く残っています。
- 本土へのフェリーアクセスも良く、農業や伝統芸能に関心がある人に適しています。
【移動のポイント】
宮古島、石垣島、佐渡島はいずれも面積が広く、観光スポットが点在しています。効率よく回るためには、事前に「足」を確保しておくことが重要です。
人口2〜3万人クラスの「中規模ハブ離島」
人口2万〜3万人台の島々は、それぞれの地域の「中核(ハブ)」として、独自の文化や産業が根付いています。
- 7位:福江島(約3.3万人)
- 長崎県・五島列島の中心地です。
- 世界遺産の教会群巡りや、透明度の高いビーチが魅力で、近年はコワーキングスペースの整備などにより新しい働き方を提案しています。
- 8位:対馬島(約2.5万人)
- 韓国まで約50kmという国境の島です。
- 深い山々とリアス式海岸の自然美に加え、古代からの歴史ロマンが詰まった、知的好奇心を刺激する島です。
- 9位:種子島(約2.5万人)
- 「世界一美しいロケット発射場」がある宇宙の島です。
- サーフィンの聖地としても有名で、宇宙好きやサーファーの移住者が独自のコミュニティを作っています。
- 小豆島(約2.4万人)
- 瀬戸内海に浮かぶ、オリーブと醤油の島です。
- 映画やドラマのロケ地としても有名で、穏やかな気候とアートな雰囲気が、ゆったり暮らしたい人を惹きつけています。
【離島人口の傾向 】
TOP50に入る島々のボリュームゾーンは「1万〜3万人台」です。 人口が数千人を超えると、島内に高校があるケースが多くなり、子育て世帯の選択肢に入りやすくなります。



規模の大きな島は、やっぱり仕事や住む場所の選択肢も多いにゃ!宮古島や石垣島のように、人気で人が増えている島があるのも面白いにゃ!
人口が少ない離島ランキング【秘境・有人島】


次は反対に、人口が100人を切るような、手つかずの自然と濃密なコミュニティが残る「人口が少ない離島」にスポットを当てます。
コンビニも信号機もない場所で、島民同士が家族のように助け合う、都会では味わえない静かな暮らしをご紹介します。



こんどは「秘境」の匂いだにゃ!静かな時間と濃い人間関係が待ってるにゃ。ちょっと覗いてみるにゃ!
日本一人口が少ない村「青ヶ島」(東京)
人口が少ない島、かつ「自治体」として有名なのが、東京都の「青ヶ島(あおがしま)」です。
【青ヶ島の特徴】
- 人口:
- 約160人(2025年時点推計)
- 場所:
- 伊豆諸島の最南端にある二重カルデラの島
- アクセス:
- 八丈島からのヘリコプターか船のみ
- 就航率が低く「選ばれし者の島」と呼ばれる。
人口100人以下の島々の暮らし
自治体単位ではなく、「集落」としての島を見ると、さらに人口が少ない島々が存在します。
主な少人口離島の例
- 来間島(くりまじま)/沖縄県宮古島市:
- 人口100人台の小さな有人島。
- 宮古島とは来間大橋で結ばれており、宮古本島から日帰りで訪ねやすい島です。
- 新城島(あらぐすくじま)/沖縄県:
- 人口10数名。
- 「パナリ」と呼ばれ、定期船がなく観光客の立ち入りも制限されている神秘的な島です。
- 口之島(くちのしま)/鹿児島県:
- トカラ列島の玄関口で、野生の牛が生息しています。
【小さな島の生活 】
- 食料品は定期船、医療は診療所に依存します。
- 島民全員が家族のような関係で結ばれています。
- 「何もない」贅沢を求めて旅する人も増えています。



自然と強い繋がりが小さな島の宝物だにゃ!不便さよりも、静かな海と星空を独り占めしたい探検家は最高の航路だにゃ!
離島の人口密度と自治体ランキング


「人口の数」だけでなく、「人口密度」や「自治体の形」という視点で見ると、また違った離島の姿が見えてきます。
広大な面積に人が点在する島や、狭い平地に家が密集する島など、地図だけでは分からない生活環境の違いを解説します。



狭い島でも賑やかな所はあるにゃ!地図だけじゃわからない、島の「詰まり具合」や自治体のパワーをチェックするにゃ!
意外と都会?人口密度が高い島
離島の人口密度ランキングで上位に来るのは、実は沖縄県や福岡県の小さな島々です。
- 福岡県の島々(相島・姫島など):
- 面積が小さい割に住居が密集しており、人口密度が高い。
- 南大東島(沖縄県):
- サトウキビ畑が広がる一方、集落が一箇所に集中しているため生活圏の密度は高い。
逆に、利尻島や屋久島などは、島の大半が山岳地帯や国立公園であるため、人口密度は低くゆったりとしています。
離島自治体の人口ランキング(単独自治体)
離島の行政には、「一島一市町村(独立)」と「本土自治体の一部」の2パターンがあります。 島単独で自治体を形成している主な場所は以下の通りです。
【主な単独離島自治体】
- 宮古島市(沖縄):約5.4万人
- 石垣市(沖縄):約5.0万人弱
- 佐渡市(新潟):約4.5万人
- 奄美市(鹿児島):約4万人
- 五島市(長崎):約3.3万人
これらの自治体は、島の中で行政サービスが完結しているため、役場機能や公共施設が充実しており、移住後の手続きなどもスムーズです。



島の密度や自治体の独立性が、生活の利便性を決めるにゃ。移住支援が充実した島を見つけるための参考にするといいにゃ!
離島の人口減少とこれからの課題


日本の総人口が減少する中、離島では特に若者の流出と高齢化が深刻な問題となっています。しかしその一方で、積極的な移住支援や島留学によって「社会増」を達成している希望の島も存在します。



ちょっと真面目な話だけど、島の未来を考える大事なテーマだにゃ。何が課題かを知って、船長と一緒に解決方法を考えてみるにゃ。
なぜ人口が減るのか?主な要因
離島の人口が減少する最大の要因は、「進学・就職」のタイミングでの若者の流出です。
【15の春問題】
高校がない島では、15歳になると島を出て本土へ進学する必要があります。一度島を出て生活基盤を作ると、Uターンで戻ってくるハードルが高くなります。
また、医療体制への不安から高齢になって本土へ移るケースや、産業の担い手不足も拍車をかけています。
移住者が増えている島の共通点
しかし、すべての離島で人口が減り続けているわけではありません。 海士町(島根県)などのように、積極的な取り組みで人口減少に歯止めをかけている島もあります。
【活気ある島の共通点】
- 「仕事」がある:
- IT企業の誘致や特産品開発で雇用を生んでいる。
- 「教育」が魅力的:
- 少人数教育や島留学など、独自の教育環境がある。
- 「受け入れ体制」がある:
- 移住コーディネーターやお試し住宅が整備されている。



離島の未来は、新しい仕事や教育、そして私たち探検家にかかっているにゃ!旅や移住で島を応援していくにゃ!島の未来を船長が照らすにゃ!
まとめ|自分に合った「理想の島」を見つけよう


今回は、日本の離島の人口ランキングの現状と規模について解説しました。
【人口規模別・島の特徴】
- 都市型(5万人〜):
- 淡路島、宮古島など。利便性が高く仕事も豊富。
- 中規模ハブ(2〜3万人):
- 福江島、対馬など。独自の文化と生活圏がある。
- 秘境型(100人以下):
- 青ヶ島など。不便だが濃密な人間関係と自然がある。
人口の多さは「利便性」に、少なさは「自然の豊かさと静寂」に繋がります。
あなたが島への旅や移住を考えるとき、この人口ランキングが、自分に合った島を見つける羅針盤となることを願っています。



どうだったかにゃ?数字で島の個性が想像できたにゃ!次は自分の足で探検しに行ってくれにゃ!それじゃあ、また次の航海で会おうにゃ!








