はじめに|島旅と温泉の最強コラボで癒やされよう

「島旅」と「温泉」。
この2つを同時に楽しめる贅沢なスポットが、日本には数多く存在します。 海と一体化する絶景露天や、手つかずの自然に湧く秘湯。
日常を忘れて心身をリセットする、おすすめの離島温泉10選を紹介します。
【POINT】注目の離島温泉地!
- 東京の島:
- 週末に行ける絶景露天風呂(伊豆諸島)
- 秘境の島:
- 大自然と一体化するワイルドな秘湯(北海道・九州)
- 南国の島:
- リゾート気分で楽しむ天然温泉(沖縄)

やあ、ココロ船長だにゃ!島といえば海だけど、実は温泉もすごいんだにゃ。波音を聞きながらの入浴は、うっとりだにゃ〜!
【北海道】日本最北の離島で温まる絶景温泉


北の海に浮かぶ離島で、冷えた身体を熱いお湯で温める。 そんな冬の旅情を誘う、北海道ならではの温泉体験がここにあります。



寒い中で入る温泉ほど気持ちいいものはないにゃ!日本の一番北のほうにある温泉で、ポカポカになるにゃ〜。
1. 利尻島|利尻富士を望む極上の湯
北海道の北部に浮かぶ利尻島にある「利尻富士温泉」。 ここからは、日本百名山の一つである美しい「利尻山(利尻富士)」を眺めながら入浴できます。
【POINT】利尻富士温泉の特徴
- 景観: 雄大な利尻富士を眺めながら入浴できる。
- 泉質: ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(旧分類)。
- お湯: 無色透明で、肌あたりが柔らかい。
2. 礼文島|日本最北端の離島に湧く「うすゆきの湯」
利尻島の隣、高山植物の宝庫として知られる礼文島には、島で唯一の温泉施設「礼文島温泉 うすゆきの湯」があります。 ここの露天風呂の最大の魅力は、海を挟んで正面に利尻富士がドーンと見える絶景です。
【CHECK】施設のおすすめポイント
- 絶景露天: 夕暮れ時に浮かぶ利尻富士のシルエットが美しい。
- 清潔感: 2009年にオープンした比較的新しい施設で快適。
- アクセス: フェリーターミナルから徒歩圏内で便利。



雪景色の中で入る露天風呂も最高だにゃ。お風呂上がりのコーヒー牛乳ならぬ、北海道牛乳も楽しみだにゃ!
【東京】週末に行ける!伊豆諸島の絶景温泉


「離島の温泉」と聞くと遠いイメージがありますが、実は東京の竹芝桟橋から船で行ける「伊豆諸島」は温泉天国です。 週末のショートトリップでも十分に楽しめる、おすすめの3島を紹介します。



東京なのにジャングルや古代遺跡みたいな温泉があるんだにゃ。仕事帰りに船に乗れば、翌朝には温泉パラダイスだにゃ!
3. 八丈島|海を見下ろす露天風呂とジャングル温泉
羽田から約55分の八丈島は、町営温泉など7つの施設が揃う温泉天国。 太平洋を見渡す「みはらしの湯」や、ジャングルの中にある「裏見ヶ滝温泉」など、ダイナミックな絶景湯巡りが楽しめます。
【POINT】八丈島温泉のハイライト
- みはらしの湯: 太平洋を一望できる絶景露天風呂。
- 裏見ヶ滝温泉: ジャングルの中で滝を見ながら入浴(無料・要水着)。
- 足湯きらめき: 藍ヶ江港を見下ろす絶景足湯。
4. 新島|古代ローマ遺跡のような「湯の浜露天温泉」
古代ローマ神殿のような「湯の浜露天温泉」が島のシンボル。 24時間無料の混浴露天風呂で、海に沈む夕日を眺めながら入る温泉は、まさに非日常の極みです。
【CHECK】利用のルール
- 料金: 無料(コインロッカー等は有料)。
- スタイル: 水着着用で男女混浴。
- 時間: 24時間利用可能(清掃時間を除く)。
5. 式根島|ワイルドすぎる!海中温泉「地鉈温泉」
新島のすぐ隣にある式根島は、まさに秘湯の宝庫です。 岩山を鉈(なた)で割ったような谷底にある「地鉈(じなた)温泉」は、野趣あふれる景観が魅力です。
【ALERT】入浴の難易度
- 温度: 源泉は約80度。海水と混ざらないと熱くて入れない。
- タイミング: 潮の満ち引きにより、適温になる時間が限られる。
- 足場: 岩場を歩くため、サンダル等の装備が必須。



式根島の温泉は、潮加減を見極めないと熱すぎて入れないこともあるにゃ!自然相手の温泉なんて、ワクワクするにゃ〜。
【九州】火山の恵みと歴史ある名湯


九州は活発な火山帯にあるため、離島でも質の高い温泉が湧いています。 世界遺産の海中温泉から、神話の舞台となった古湯まで、個性豊かな温泉が揃っています。



九州の温泉はパワフルだにゃ!海の中から湧いてきたり、色が真っ赤だったり、地球のエネルギーを直に感じるにゃ。
6. 屋久島(鹿児島県)|世界自然遺産の島にある海中温泉
世界自然遺産の島、屋久島にもユニークな温泉があります。 平内海中温泉(ひらうちかいちゅうおんせん)は、干潮時の前後2時間だけ海の中から現れる、不思議な天然温泉です。
【ALERT】厳格な入浴ルール
- 時間限定: 1日2回の干潮前後しか入浴できない。
- 服装: 水着・下着の着用は禁止(バスタオル巻きは推奨)。
- マナー: 足湯としての利用は原則禁止(現地の案内板に従うこと)。
【MEMO】協力金について
更衣室や管理人は常駐していませんが、維持管理のための協力金(目安として1人300円程度/最新の金額は現地案内を要確認)を箱に入れるシステムです。
7. 薩摩硫黄島(鹿児島県)|海が赤く染まる秘境
鹿児島県の南に位置する薩摩硫黄島は、活火山の島です。 「東温泉」は、断崖絶壁の波打ち際にあり、温泉成分によって海が赤茶色に変色している驚きの光景が広がります。
【POINT】東温泉の凄さ
- 野湯の王様: 秘湯マニアから「日本一の秘湯」と称されることも。
- ワイルドさ: 更衣室も屋根もなく、大自然そのもの。
- 泉質: 強い酸性の硫黄泉で、殺菌効果が高い。
8. 壱岐島(長崎県)|約1700年の歴史があるとされる「赤いお湯」
福岡から高速船で約1時間の壱岐島には、神話の時代から続くといわれる「湯ノ本温泉」があります。 空気に触れると赤褐色に染まる鉄分たっぷりの濃厚なお湯が特徴で、古くから子宝の湯として親しまれています。
【CHECK】湯ノ本温泉の楽しみ方
- 湯巡り: 共同浴場から高級旅館まで、多様な施設がある。
- 効能: 保温効果が高く、入浴後もポカポカが続く。
- 歴史: 神功皇后が発見したという伝承が残る由緒ある古湯。



薩摩硫黄島の海の色は本当にびっくりするにゃ!地球って生きているんだなぁって実感できるすごい場所だにゃ。
【沖縄】南国リゾートで楽しむ天然温泉


「沖縄に温泉?」と思うかもしれませんが、実は宮古島や久米島にも素晴らしい温浴施設があります。 冬の沖縄旅行や、雨の日のアクティビティとしてもおすすめです。



沖縄の海で遊んだあとに温泉に入れるなんて、最高に贅沢だにゃ!リゾート気分も温泉気分も両方楽しめるにゃ。
9. 宮古島(沖縄県)|黄金色に輝く「シギラ黄金温泉」
宮古島にある「シギラ黄金温泉」は、その名の通り黄金色のお湯が特徴の天然温泉です。 広大な敷地には、ジャングルのような露天風呂や、水着で遊べるジャングルプールがあります。
【POINT】リゾートならではの設備
- 多様な浴槽: 露天風呂、展望風呂、寝湯など種類が豊富。
- プールエリア: 水着着用で、家族やカップルで一緒に楽しめる。
- 個室: プライベートな時間を過ごせる貸切風呂も完備。
10. 久米島(沖縄県)|海洋深層水のスパ「バーデハウス久米島」
沖縄本島から西へ約100km、久米島にある「バーデハウス久米島」は、取水深度612mから汲み上げた海洋深層水を100%使用したスパ施設です。 温めた海洋深層水のプールやジャグジーからは、東シナ海の絶景を一望できます。
【CHECK】海洋深層水スパの効果
- タラソテラピー: ミネラル豊富な水で新陳代謝を促進。
- マッサージ: 水圧を利用したジャグジーで全身をほぐす。
- 絶景: 目の前に広がる青い海を眺めながらリラックス。
【ALERT】営業状況の確認
- 2020年10月以降、設備の不具合等により長期休館が続いています。
- 最新の営業状況については、必ず久米島町や施設の公式情報を確認してください。



温かい南の島で温泉に入って、美味しいトロピカルジュースを飲む…。これ以上の幸せはないにゃ〜。
離島の温泉が「最高」である3つの理由


わざわざ船に乗ってまで温泉に行く価値があるのか、疑問に思う方もいるかもしれません。 しかし、離島の温泉には、本土の温泉地では絶対に味わえない特別な魅力があります。



島の温泉に入ると、身体だけじゃなくて心まで軽くなる気がするにゃ。何がそんなに特別なのか、教えてあげるにゃ!
圧倒的な開放感とオーシャンビュー
離島の温泉の最大の魅力は、なんといってもそのロケーションです。 視界を遮るものが何もない、水平線まで続く海を眺めながらの入浴は、言葉にできないほどの開放感があります。
【POINT】景色の見どころ
- 昼間は青い海と空のグラデーション。
- 夕方は水平線に沈むサンセット。
- 夜は波音を聞きながら満天の星空観賞。
火山島ならではの独特な泉質
日本の離島には、伊豆諸島や薩摩硫黄島のような火山島も多く、そうした島では火山活動の恵みとして個性豊かな温泉が湧いています。
【CHECK】楽しめる泉質の種類
- 塩化物泉: 塩分を含み、湯冷めしにくい(熱の湯)。
- 硫黄泉: 独特の香りで、温泉気分が高まる。
- 鉄泉: 茶褐色のにごり湯で、秘湯感たっぷり。
混雑を避けてゆったり過ごせる
有名な温泉地は観光客で混雑しがちですが、離島の温泉はアクセスに時間がかかる分、比較的空いていることが多いです。 特に平日やオフシーズンであれば、絶景露天風呂を貸切状態で楽しめることも珍しくありません。
【POINT】島温泉の過ごし方
- 観光客が少なく、静かな時間を過ごせる。
- 波の音だけを聞く「デジタルデトックス」に最適。
- 地元の人との裸の付き合い(交流)が生まれることも。
【MEMO】島の魅力をもっと知る
温泉以外にも、離島には本土とは違う魅力がたくさん詰まっています。



海を見ながらボーッとしているだけで、嫌なことも全部忘れちゃうにゃ。これぞまさに、命の洗濯だにゃ!
離島で温泉を楽しむための注意点と準備


離島の温泉は、本土の温泉街とは勝手が違うことも多々あります。 現地に行ってから「入れなかった!」とならないよう、事前のチェックポイントを押さえておきましょう。



島の温泉はワイルドなところが多いから、準備はしっかりしていくにゃ!これだけは覚えておいてほしいにゃ。
営業日と干潮時間を必ず確認する
離島の温泉施設は、不定休だったり、営業時間が短かったりすることがあります。 また、式根島の地鉈温泉や屋久島の平内海中温泉のように、「干潮時しか入れない」スポットは、事前の確認が必須です。
【ALERT】タイミングの罠
- 潮位: 満潮時は海に沈んでしまう温泉がある。
- 天候: 荒天時は危険なため立ち入り禁止になることも。
- 季節: 冬季閉鎖や、メンテナンス休業に注意。
【MEMO】便利なツール
「潮見表(タイドグラフ)」アプリを入れておくと、干潮時間がすぐにわかって便利です。
水着と着替え用のタオルを持参する
無料で開放されている野湯や露天風呂の多くは、「水着着用」がルールとなっている混浴スタイルです。 また、脱衣所が簡易的だったり、そもそもなかったりする場所もあります。
【CHECK】必須の装備
- 水着: 混浴露天風呂用(派手すぎないものが無難)。
- バスタオル: 体を隠す、拭く、防寒など多用途に使える。
- 透けない袋: 濡れた水着を持ち帰るために必須。
シャワーやアメニティがない場合も
自然そのままの野湯では、石鹸やシャンプーの使用が禁止されている場合がほとんどです。 体を洗うための温泉ではなく、「お湯に浸かる体験」を楽しむ場所だと割り切りましょう。
【POINT】野湯のマナー
- 石鹸禁止: 海や川を汚さないため、使用不可の場所が多い。
- かけ湯: 湯船に入る前は、必ずかけ湯をして汚れを落とす。
- ゴミ: 持ち込んだゴミは必ず持ち帰る。
【ALERT】忘れ物を防ぐために
- 離島旅行に必要な持ち物は、温泉道具以外にも独特なものがあります。
- 出発前にチェックリストで確認しましょう。



自然の中にある温泉は、虫さんがいることもあるにゃ。それもまた自然の一部だと思って、おおらかな気持ちで楽しむのがコツだにゃ!
まとめ|次の旅は「離島×温泉」で究極の癒やしを


今回は、日本全国の離島で楽しめるおすすめの温泉スポット10選を紹介しました。
海の絶景、火山のエネルギー、そして島ならではの静けさ。 これらが揃った離島の温泉は、日常の疲れをリセットするのに最高の場所です。
【POINT】記事のまとめ
- 伊豆諸島:
- 東京からアクセス良好。ワイルドな無料露天風呂が充実。
- 北海道・九州:
- 秘境の島で、大自然と一体化する入浴体験ができる。
- 沖縄の島:
- リゾート感あふれる黄金色の温泉やスパで優雅に過ごせる。
- 注意点:
- 水着着用や潮の満ち引きなど、事前リサーチが重要。
温泉を目的に島を選ぶという、新しい旅のスタイル。
ぜひ次の旅行計画に取り入れて、心も体もとろけるような時間を過ごしてください。



温泉で温まって、美味しい島の魚を食べて、星空を見て寝る…。想像しただけで最高だにゃ!みんなも良い旅をしてにゃ〜!









