はじめに|灯台が「幻想的な夜景」になる時

普段、力強い光で海の安全を守る「灯台」。
しかし、特別な「灯台のイベント」や観光地では、その姿をカラフルに照らし出す「灯台のライトアップ」が行われることがあります。
それは、海の道しるべとしての「機能的な光」とはまったく違う、私たちを魅了する「幻想的な光」。 灯台の星空観賞とはまた異なる、色鮮やかな「灯台の夜景」の世界です。
この記事では、期間限定の特別な「灯台のライトアップ」イベント情報から、通年楽しめる常設の「灯台の夜景」スポット、そしてその幻想的な光景を写真に収めるための撮影のコツまで、徹底的に解説します。

やあ、みんな!ココロ船長だにゃ!「おめかしした灯台」はロマンチックだにゃ。幻想的な「灯台の夜景」を巡る航海に出発だにゃ!
【2025-2026年版】主な「灯台ライトアップ」イベント情報


「灯台のライトアップ」イベントは、全国で一年中開催されているわけではなく、主に「灯台記念日(11月)」や「クリスマスシーズン(12月)」に集中します。
ここでは、2025年~2026年シーズンに開催が予定されている、主な「灯台のイベント」をご紹介します。



よーし、まずは「今」行ける、期間限定のライトアップ情報からだにゃ!チャンスを逃すにゃ!
1. 【神奈川】江の島シーキャンドル「湘南の宝石」
「江の島シーキャンドル(展望灯台)」が中心となる、関東最大級の光の祭典「湘南の宝石2025-2026」が開催されます。
【ライトアップの魅力】
灯台(シーキャンドル)から360度に吊るされる「光の大空間」です。島全体が宝石のように輝き、12月のクリスマスシーズンは特にロマンチックな「灯台の夜景」スポットとなります。
- 開催期間:
- 2025年11月22日(土)~2026年2月28日(土)
- イベント内容:
- 江の島シーキャンドルを中心とした、島内各所でのイルミネーションおよびライトアップ。
2. 【山口】角島灯台 点灯150周年記念ライトアップ
「角島灯台」の点灯150周年を記念した、特別なライトアップイベント「角島灯台ライトアップ ~角島灯台点灯150周年記念~」が開催されます。
【ライトアップの魅力】
「日本の灯台50選」にも選ばれた総御影石造りの美しい灯台が、オレンジ系の温かい光で照らされます。冬の日本海を背景に浮かび上がる姿は、150周年の節目にふさわしい荘厳さです。
- 開催期間:
- 2025年11月1日(土)~2026年3月22日(日)(※予定)
- イベント内容:
- 灯台本体の特別ライトアップ(日没~22:00)。
3. 【島根】出雲日御碕灯台 ライトアップ
高さ日本一の「出雲日御碕灯台」が、幻想的に照らし出される「出雲日御碕灯台ライトアップ」が開催されます。
【ライトアップの魅力】
カラフルな光に浮かび上がる「日本一高い灯台」の圧巻の姿です。日本海の漆黒の闇と、ライトアップされた白亜の巨塔との強烈なコントラストが楽しめます。
- 開催期間:
- 2025年10月24日(金)~2026年3月29日(日)(※指定日のみ点灯)
- イベント内容:
- 灯台本体のカラーライトアップ。
4. 【千葉】飯岡灯台 恋するライトアップ
「恋する灯台」にも認定されている「飯岡灯台」が、ロマンチックに演出される「飯岡灯台 恋するライトアップ2025」が開催されます。
【ライトアップの魅力】
海の波をイメージしたイルミネーションと、音楽に合わせて動くビームライトによる幻想的な空間です。隣接する展望館からの「夜景」も美しいスポットです。
- 開催期間:
- 2025年12月1日(月)~2026年2月28日(土)
- イベント内容:
- 飯岡灯台および飯岡刑部岬展望館のイルミネーション、音楽と光のショー。
- 点灯時間 16:30~21:00予定。
5. 【高知】室戸岬灯台 クリスマスイルミネーション
四国の最南東端に立つ「室戸岬灯台」で、「室戸岬灯台クリスマスイルミネーション」が開催されます。
【ライトアップの魅力】
都市部から離れた室戸岬で、灯台とイルミネーションが共演します。太平洋の暗闇を背景に、幻想的なクリスマスの「灯台の夜景」を演出します。
- 開催期間:
- 2025年12月20日(土)~12月25日(木)(※予定)
- イベント内容:
- 「高知光のフェスタ2025」の一環として、室戸岬灯台周辺でイルミネーションが点灯されます。
- 点灯時間 18:00~20:00予定。
6. 「灯台記念日(11月)」前後のイベント
上記のような長期間のイベントとは別に、11月1日の「灯台記念日」を中心とした「海と灯台ウィーク」(2025年は11月1日~8日)には、全国の灯台で特別なライトアップが集中します。
【2025年実績】
- 大王埼灯台(三重県):
- 11月1日(土) 夜間ライトアップあり(オレンジ色)
- 六島灯台(岡山県):
- 11月1日~8日 日没~23:00 ライトアップ
- 石狩灯台(北海道):
- 10月25日 ライトアップDAY(2025年案内どおりでOK)
- 潮岬灯台(和歌山県):
- 11月22日~24日 夕暮れ参観&イルミネーション
- 入道埼灯台(秋田県):
- 9月27日 入道埼灯台まつり 夜間ライトアップ 17:00~19:00



11月は灯台のお誕生月みたいなものだにゃ!イベントはワクワクするけど、夜の岬は冷えるから、防寒対策は万全にしていくんだにゃ!
通年楽しめる!常設の「灯台夜景」スポット


「期間限定のイベントには行けない…」という方も、ご安心ください。
数は多くありませんが、一年中「灯台の夜景」としてライトアップされている、常設のスポットも存在します。



特別なイベントじゃなくても、港の夜景に浮かぶ灯台の姿は、いつだって私たちの心を照らしてくれるんだにゃ!
1. 港の夜景(函館・神戸など)
「灯台の夜景」の定番は、港町の夜景とのコラボレーションです。
- 函館港(北海道)
- 100万ドルの「夜景」で有名な函館山。
- その麓(ふもと)の函館港には、「函館西防波堤灯台」(赤色)と「函館どつく前防波堤灯台」(緑色)があり、港の入口を示す光が夜景にアクセントを加えています。
- 神戸メリケンパーク(兵庫県)
- 「旧神戸港信号所」が、周囲の「神戸ポートタワー」などと共に美しくライトアップされ、神戸港の「夜景」スポットの象徴的な存在となっています。
2. 展望台・観光タワーとしての灯台
灯台そのものが、展望タワーとして「ライトアップ」されている場所もあります。
- 江の島シーキャンドル(神奈川県)
- 前述の「湘南の宝石」イベント期間中は特に豪華になりますが、イベント期間外でも、展望灯台として通年ライトアップされています。
- ※時期によりデザインは異なります。



港町の夜景と灯台の組み合わせは、まさに鉄板だにゃ!ロマンチックな夜の航海(デート)にもピッタリだにゃ!
なぜ灯台はライトアップされるのか?


そもそも、海の安全を守る「航路標識の光」とは別に、なぜわざわざ灯台の「ライトアップ」を行うのでしょうか?
それには、主に2つの目的があります。



灯台の「おめかし」には、ちゃんと理由があるんだにゃ。
1. 観光資源・夜景スポットとしての活用
最大の目的は、「夜の観光資源」としての活用です。 日中の姿とはまったく違う幻想的な「灯台の夜景」は、非日常感を演出します。
この「非日常感」が、観光客の誘致や、SNSでの拡散に繋がり、地域の活性化に貢献しています。
2. 「恋する灯台」などの啓発活動
もう一つの目的は、「灯台の魅力」を再発見してもらうための啓発活動です。
「日本財団 海と灯台プロジェクト」や、「恋する灯台」プロジェクトなどが主導し、灯台を「地域のシンボル」や「ロマンチックな場所」としてPRするため、イベント的に「灯台のライトアップ」が企画されています。



灯台も「夜の観光スター」として、観光客を呼ぶために色々とおめかし(ライトアップ)してるってワケだにゃ!
幻想的な「灯台ライトアップ」撮影のコツ


「灯台のライトアップ」による夜景は、日中の撮影とは、まったく異なる技術が求められます。
光が溢れる「夜景」を美しく撮るための、基本的なコツを解説します。



よーし、ここからは技術編だにゃ!「星空」の時とは設定が真逆だから、しっかり覚えるんだにゃ!
1. ライトアップ撮影の基本(低ISO感度)
「灯台のライトアップ」は、被写体(灯台)がそれ自体で「非常に明るい」です。
もしカメラのISO感度を高く設定しすぎると、光が白く飛んで(白飛び)、カラフルな色がまったく写らない失敗写真になってしまいます。
ライトアップ撮影の基本は、ISO感度を「ISO100~400」程度まで、できるだけ下げることです。
2. 必須機材(三脚)とカメラ設定
シャッタースピードを長く(例:5秒~15秒程度)設定し、手ブレを防ぐために「三脚」は必須です。
ライトアップの光と、灯台が回転する「光(光跡)」をビームのように美しく写真に収めるため、以下の設定を試してみましょう。
- 撮影モード:
- マニュアル(M)
- ISO感度:
- ISO 100(または最低感度)
- F値(絞り):
- F8~F11程度(光を「ウニ」のようにシャープに写すため)
- シャッタースピード:
- 5秒~15秒程度で調整
シャッタースピードを調整し、ライトアップの色が白飛びせず、かつ灯台の光跡が美しく残る、最適なバランスを探しましょう。



星空撮影とは設定が「真逆」なのがキモだにゃ!『ISO下げて、シャッター長め』で、最高の光跡を撮るんだにゃ!
まとめ|灯台は「夜の絶景スポット」


今回は、期間限定の「灯台のライトアップ」イベント情報と、常設の「灯台の夜景」スポット、そしてその撮影のコツを解説しました。
記事のポイントを最後におさらいします。
- 「灯台のライトアップ」は、「灯台記念日」(11月)や「クリスマス」(12月)のイベントで集中して開催される傾向があります。
- 「2025-2026年」シーズンは、江の島(神奈川)や角島(山口)、飯岡(千葉)、室戸岬(高知)などでイベントが予定されています。
- 函館港や神戸港など、常設の「灯台の夜景」スポットも存在します。
- 撮影のコツは、「低ISO感度(ISO100など)」と「三脚」、そして「長めのシャッタースピード(5~15秒)」で光跡を描写することです。
灯台は、海の安全を守る「昼の顔」だけでなく、私たちに幻想的な光景を見せてくれる「夜の顔」も持っています。 ぜひ防寒対策を万全にして、特別な「灯台の夜景」を探す航海(探検)に出かけてみてください。



気になるライトアップは見つかったかにゃ?光の魔法でいつもと違う姿が見れるんだにゃ。その「夜の絶景」を、ぜひ体験してみてくれにゃ!








