【2025年】ズワイガニ 最新情報｜漁獲状況・価格動向・主要産地

紅き甲羅のズワイガニ探検｜日本海からの贈り物

厳しい冬の日本海を乗り越え、ついに冬の味覚の王様・ズワイガニの季節が到来しました。

直近公表（2025/9/26）では、2024年漁期の漁獲量は約2,200トンと示されています（FRA）。確定値では2023年漁期が約2,000トン。資源量は年次評価で回復基調が確認されています。

今漁期（2024年11月〜2025年3月）は漁獲枠3,700トン（8年ぶりの高水準）のもと、価格は市場・等級・流通形態（活・茹・冷凍）で変動します。厳格な資源管理が品質と供給のバランスを支えています。

この記事では、2025年のズワイガニが見せる旬の魅力と最新漁獲状況、そして産地や文化を通じて広がるズワイガニの奥深い世界をたっぷりお届けします。

さあ、紅き甲羅が輝くズワイガニ探検の旅に出発しましょう。

※出典：水産研究・教育機構（FRA）「令和7年度ズワイガニ日本海系群A海域の資源評価」（2025/9/26公表）／日本経済新聞「日本海のカニ、漁獲枠が8年ぶり高水準」（2024/10/9）。FRA：水産研究・教育機構（Fisheries Research and Education Agency）の略称。

ズワイガニ速報！港がざわめく冬の主役

冬の冷たい風とともに港に水揚げされる、紅き甲羅の恵み。

漁港全体がざわめく中、今年のズワイガニの最新状況を速報でお届けします！

🦀 ズワイガニ速報①｜漁獲と相場の最新動向

≪漁獲・資源の現況（一次資料準拠）≫

日本海系群A海域の今漁期（2024年11月6日～2025年3月20日）は増枠が設定されています。資源状態はFRAの年次評価で回復傾向が示され、2024年は資源量約2.4万トン（FRA推定）。漁獲量は直近実績として2024年漁期が約2,200トン（暫定）、確定値では2023年漁期が約2,000トン。5府県のサイズ規制・漁期管理・禁漁区設定など多層的な管理が背景にあります。

≪相場①：卸（kg単価）の動向≫

相場は東京都中央卸売市場の「市場統計情報（月報）」など卸データで月別に把握できます。解禁直後～年末年始は高く、春先にかけて落ち着くなど季節差が大きいのが特徴。規格（サイズ・等級）と流通形態（活・茹で・冷凍）でkg単価が大きく変わります。

≪相場②：小売・外食／ブランド（1杯・1肩）の価格感≫

消費者が目にするのは1杯・1肩などの最終売価で、卸のkg単価とは性質が異なります。活ガニや産地ブランド（越前・松葉・加能・間人など）、上位等級ではプレミアムが上乗せされ、1杯2万円超の事例もあります。本文では卸＝kg単価と小売・外食＝1杯等の売価を混在させない方針です。

※数値・用語は本文の出典に準拠。FRA＝水産研究・教育機構（Fisheries Research and Education Agency）。

🗺️ ズワイガニ速報②｜地域トピックまとめ

港の風土と海流を活かした、各地の最新動向です。

• 石川県（加能ガニ｜本ズワイ）
  地震からの復旧が進み、出漁体制と選別体制の立て直しでブランド出荷を持ち直し。県の最上位格付け（雄＝輝／雌＝輝姫）の運用継続で品質を可視化。
• 福井県（越前がに｜本ズワイ）
  2024年度の漁獲金額は過去最高を更新、選別の徹底で高単価帯を維持。最高位「極」の基準運用を継続し、上位グレードの比率を意識した出荷が進む。
• 鳥取県（松葉ガニ＝本ズワイ／紅ズワイ）
  本ズワイは県内配分が前年並み。紅ズワイ（別種）は長期シーズンを活かし、観光・外食の立ち上がり需要を先取りする動きが目立つ（※数値は本ズワイと分けて記述）。
• 兵庫県（松葉ガニ＝本ズワイ／香住ガニ＝紅ズワイ）
  但馬エリアの本ズワイは“朝どれ～日帰り系”の鮮度訴求が定着。香住では紅ズワイの長期シーズンで供給の安定感を確保し、外食の定番メニューを下支え。
• 京都府（間人ガニ＝本ズワイ）
  少量高品質の日帰り操業を堅持。希少枠の入荷情報が相場を刺激しやすく、産地小売・飲食で“指名買い”の動きが強い。

🎪 ズワイガニ速報③｜冬のイベント情報

この冬は、港町でカニ祭りが相次ぎ開幕。茹でたての甘い香りが、漁港や海岸に広がる季節です。

• 三国湊かに祭り2025（福井・坂井市）
  2025年11/15(土)～11/16(日)。三国サンセットビーチ特設会場で、越前がにの即売・試食・体験が楽しめる福井県最大のカニの祭典。
• 香住松葉がにまつり（兵庫・香美町）
  2025年11/16(日)。香住漁港で開催される冬の恒例イベント。松葉がにの即売や地元グルメ、カニ汁の振る舞いなど、港町の活気を体感できる場。
• 鳥取かにフェスタ2025（鳥取・鳥取市）
  2025年11/15(土)。マリンピア賀露で開催。境港水揚げの新鮮な松葉がにや紅ズワイの即売、カニ料理の食べ比べなど、カニ尽くしの一日。
• 越前紅ズワイガニ解禁フェア2025（福井・越前町）
  2025年9/13(土)～11/3(月・祝)。町内の飲食店・宿泊施設で紅ズワイガニを使った特別メニューを提供。一足早くカニを堪能できるフェア。

ズワイガニの産地をめぐる｜鳥取・石川・福井・兵庫・京都

海の深さや潮流の違いが、ズワイガニの身の詰まりや甘みを変える――それがこの食材の奥深さ。

2025年の港をめぐりながら、外せない産地の“今年の顔つき”をのぞいていきます。

🦀 鳥取県｜水揚げ量日本一の”カニ王国”

境港を支える、日本海の恵み

鳥取県は「蟹取県(かにとりけん)」を自称するほどのカニ王国。境港はベニズワイガニの水揚げ量日本一（全国シェア約5割）。水揚げ量は年により変動し、近年は数千～8千トン規模の年もある。ズワイガニの漁獲量も全国トップクラスで、日本海の豊かな漁場が安定供給を支えています。

≪2025年の動き≫

• 2025年度の県配分：1,038トン（前年同水準）。
• 紅ズワイは9月〜翌6月の長期操業で今季も安定供給。
• 11/15「鳥取かにフェスタ2025」開催で産地発信を強化。
• 五府県横断の「日本海ズワイガニ五府県PR協議会」（2025/10/6発足）に参画。

🌊 石川県｜復興と品質で魅せる”加能ガニ”の誇り

能登の海が育てる、青タグの証

石川県で水揚げされるズワイガニの雄を「加能ガニ」と呼び、青色タグで差別化。「加(賀)」から「能(登)」の漁港で水揚げされる厳選されたカニのみが名乗れるブランドです。栄養豊富な海で育った太い脚には、身がぎっしりと詰まっています。

≪2025年の動き≫

• 加能ガニの出荷が再開・拡充し、今季は回復基調。
• 格付け「輝／輝姫」を継続運用し、検品・表示を徹底。
• 能登半島地震からの復旧進展で水揚げの持ち直しが報じられる。
• 五府県横断の「日本海ズワイガニ五府県PR協議会」（2025/10/6発足）に参画。

🏔️ 福井県｜伝統と革新が織りなす”越前がに”の誇り

皇室献上の歴史、黄色タグの信頼

福井県の「越前がに」は、皇室献上の歴史を持つ日本を代表するブランド。黄色タグが目印で、越前漁港・三国港・敦賀港で水揚げされます。江戸時代から続く漁の歴史と、厳格な品質管理が全国的な信頼を築いています。

≪2025年の動き≫

• 直近実績：2024年度の漁獲金額は25億2,700万円、漁獲量は12年ぶりの500トン台。
• 黄色タグ「越前がに」最上位「極」の厳格基準を今季も継続運用。
• 9/13–11/3「越前紅ズワイガニ解禁フェア2025」、11/15–16「三国湊かに祭り2025」を実施。
• 五府県横断の「日本海ズワイガニ五府県PR協議会」（2025/10/6発足）に参画。

⚓ 兵庫県｜多様性と希少性が光る”カニ料理発祥の地”

「かにすき」を生んだ、カニ文化の聖地

兵庫県は「松葉ガニ」の主要産地の一つ。特に香住漁港は近畿（関西）で唯一のベニズワイガニ水揚げ港として「香住ガニ」ブランドを確立しています。一方、「かにすき」の普及の転機は大阪で、1961年に人気を博し、1962年に道頓堀で「かに道楽」が開業して全国的に広がりました。

≪2025年の動き≫

• 香住は紅ズワイの長期シーズン（9月〜翌5月）で関西圏の供給を下支え。
• 津居山など小規模ブランドは高単価レンジを維持。
• 9月解禁の香住ガニに加え、11/16「香住松葉がにまつり2025」で集客を図る。
• 五府県横断の「日本海ズワイガニ五府県PR協議会」（2025/10/6発足）に参画。

🌊 京都府｜希少性と鮮度が際立つ”間人ガニ”の極み

日帰り操業が生む、緑タグの奇跡

京都府・間人(たいざ)港で水揚げされる「間人ガニ」は、日帰り操業による極上の鮮度が特徴。漁獲量は少ないものの、その希少性と品質の高さから「幻のカニ」とも称されます。緑色のタグが、間人ガニの証です。

≪2025年の動き≫

• 間人ガニは日帰り操業で“少量・鮮度重視”を継続、単価は堅調推移。
• 舞鶴かにの提供拡大と一体発信で、府北部全体の露出を強化。
• 五府県横断の「日本海ズワイガニ五府県PR協議会」（2025/10/6発足）に参画。

ズワイガニと文化｜冬の暮らしを彩る”カニの物語”

ズワイガニは食卓を超え、日本の冬の文化に深く根ざしてきました。

ズワイガニを核とした郷土料理や、食文化の進化の奥深い世界をたっぷりお届けします。

🍲 かにすき文化｜港町から全国へ広がる革新

「かに道楽」は1960年に大阪・道頓堀で創業。看板料理の「かにすき」が広まり、全国的に定着しました。

≪2025年のトレンド≫

• 多様化する鍋スタイル
  「かにすき」(濃いめの出汁)、「かにちり」(薄めの出汁+ポン酢)、「かにしゃぶ」(昆布出汁+ポン酢)と、好みに応じた調理法が定着。家庭でも専門店でも楽しめる文化に成熟。
• 産地ならではの楽しみ方
  港町の民宿・旅館では、活きたカニをその場で調理する「生かにすき」が人気。鮮度の高さが生む甘みと食感が、産地ならではの贅沢を演出。
• 冷凍技術の進化
  冷凍保存技術の向上により、シーズン外でも高品質なカニ鍋を楽しめる環境が整備。通年需要の拡大に貢献。

🔥 焼きガニ・カニ刺し｜多彩な調理法の進化

ズワイガニの楽しみ方は、鍋だけではありません。炭火で甲羅ごと香ばしく焼く「焼きガニ」、プリプリの食感が楽しめる「カニ刺し」など、多様な調理法が発展してきました。

≪2025年の調理トレンド≫

• 焼きガニの復権
  炭火焼きによる香ばしさが再評価され、専門店や旅館で人気メニューに。甲羅の香りとカニ味噌の濃厚な味わいが、焼きガニならではの魅力。
• カニ刺しの高品質化
  活きたカニを即座に調理する「カニ刺し」は、プリッとした食感と甘みがダイレクトに味わえる逸品。鮮度管理技術の向上で、安全性も向上。
• 家庭調理の手軽化
  ボイル済みカニやカット済みカニの流通拡大で、家庭でも手軽に多様な調理法を楽しめる環境が整備。

🎪 イベントとフェス｜体験型レジャーの進化

ズワイガニは、人々が集まる「祭り」の主役として、その存在感を高めています。イベントは、生産者と消費者が直接交流し、産地の漁業技術や文化を伝える重要な場です。

≪開催トレンドの最新傾向≫

• 大規模化と地域活性化
  「三国湊かに祭り」「香住松葉がにまつり」「鳥取かにフェスタ」など、各産地で大型イベントが定着。観光客の増加と地域経済の活性化に貢献。
• 体験型コンテンツの充実
  カニの競り見学、漁港ツアー、カニ料理教室など、体験型コンテンツが人気。産地の漁業文化を五感で体感できる場が拡大。
• 通年イベントの展開
  紅ズワイガニ解禁(9月)から本ズワイガニ解禁(11月)まで、シーズンを通じたイベント展開で、長期的な集客を実現。

🏡 家庭の食卓｜世代を超えて愛される冬の主役

ズワイガニは、カニ鍋、茹でガニ、カニ雑炊といった定番料理で、家庭の食卓に欠かせない冬の主役です。その繊細な甘みと身の詰まった食感は、特別な技術を必要とせず、誰でも手軽に冬の恵みを感じられる日本の食文化の象徴です。

≪2025年の状況≫

• 調理の利便性向上
  ボイル済み・カット済み商品の流通拡大で、殻むきの手間を省いた調理が可能に。忙しい現代の家庭でも取り入れやすい環境が整備。
• 特別な日の食材として定着
  年末年始、誕生日、家族の集まりなど、ハレの日の食材として確固たる地位を確立。「カニを囲む」ことが家族団らんの象徴に。
• 地域文化の継承
  日本海沿岸地域では、カニ料理が冬の家庭料理として根付き、地域ごとの調理法(出汁の取り方、味付け)が世代を超えて継承されている。

未来への航路｜ズワイガニと持続可能な漁業

ズワイガニの旨みは、日本海の豊かさと、生産者の資源管理技術の結晶です。

2025年の資源回復の実績を踏まえ、これからの“美味しい未来”に向けて課題とヒントを整理します。

🌊 資源管理の成功｜世界に誇る日本海モデル

ズワイガニの安定供給と品質維持は、日本海5府県(石川・福井・京都・兵庫・鳥取)が連携した世界的にも先駆的な資源管理によって支えられています。

≪資源管理の主な取り組み≫

法令と府県の自主規制の組み合わせで、サイズ規制・漁期・禁漁区等の多層的管理が行われ、FRA（＝水産研究・教育機構）の資源評価結果に基づいて運用されています。この取り組みにより、資源量の回復が確認され、2024年漁期の資源量は約2.4万トン（FRA推定）と評価されています。

≪現状の対策と新たな動き≫

世界的にも先駆的な資源管理の取り組みを消費者に伝え、「持続可能な漁業によって守られたカニ」という価値を発信する体制を整備しました。また、水産研究・教育機構による年次資源評価を基に、科学的根拠に基づく漁獲枠設定が継続されています。

≪新たな広域連携（2025）≫

2025年10月6日、福井・石川・京都・兵庫・鳥取の関係団体が「日本海ズワイガニ五府県PR協議会」を発足。広域での情報発信・ブランド訴求を一体化し、資源管理の取り組みと産地価値の認知を高めている。

🔬 技術革新と資源・生態研究｜次世代ズワイガニへの挑戦

ズワイガニの価値をさらに高めるため、漁獲技術と流通技術の革新が進んでいます。

≪漁獲技術の進化≫

カニかご漁の精度向上により、資源への負荷を最小限に抑えながら高品質なカニを漁獲する技術が発展。また、GPSやソナーを活用した漁場探索技術により、効率的かつ持続可能な操業が実現しています。

≪流通・鮮度管理技術の進化≫

活きたカニを産地から消費地まで高鮮度で輸送する技術が向上。冷凍技術も進化し、解凍後も生に近い食感と甘みを再現できる水準に到達。これにより、シーズン外の供給や海外輸出の可能性が拡大しています。

📦 ブランド化とマーケティング｜価値を伝える仕組み

産地ブランドの確立と、消費者への価値発信が、ズワイガニの持続可能性を支えています。

≪ブランド認証制度の多層化≫

各産地で、サイズ・品質・鮮度による多段階認証制度が整備されています。福井県「越前がに・極」、鳥取県「五輝星」、石川県「輝・輝姫」など、最高級ブランドの確立により、品質の見える化と高付加価値化が進展しています。

≪観光と連携した6次産業化≫

産地イベント、漁港見学、カニ料理体験など、観光と連動した取り組みが拡大。「カニツーリズム」として、産地の物語とともにズワイガニの価値を消費者へ直接伝える仕組みが成熟しています。

≪資源管理の価値発信≫

5府県連携による資源管理PR活動により、「持続可能な漁業で守られたカニ」という付加価値を消費者に訴求。環境配慮型消費への意識の高まりに応える戦略が展開されています。

👥 持続可能な産地づくり｜次世代への技術継承

漁業者の高齢化と後継者不足を防ぎ、持続可能な産地を築くことは喫緊の課題です。

≪技術と人材の継承≫

新規就漁者（新規就業者）への技術指導プログラムが各産地で整備され、ベテラン漁師の経験知を若い世代へ継承する体制が構築されています。また、GPS・ソナーなど最新技術の導入により、経験の浅い漁業者でも効率的な操業が可能になっています。

≪経営と環境の持続性≫

漁獲枠制度による資源管理と、ブランド化による高単価維持により、漁業者の経営安定化が図られています。また、5府県連携による資源管理体制が、将来世代にも豊かな海を引き継ぐ基盤となっています。

≪地域全体での取り組み≫

つくる人(漁業者)・運ぶ人(流通業者)・食べる人(消費者)の連携強化により、産地全体で持続可能性を追求する体制が整備されています。

まとめ｜旨みとともに歩む冬の記憶

ズワイガニの魅力は、豪華な宴席だけでなく、家庭の台所と日々の食卓にこそ生きています。港の競りの活気、カニ鍋の湯気、家族で囲む食卓の笑顔——その一つひとつが、私たちの“冬の記憶”を彩ってきました。

2025年のズワイガニは、長年の資源管理の努力が実を結んだ年となりました。資源量は約2.4万トン（FRA推定）と回復傾向が確認されています。特に福井県では漁獲金額が4年連続で過去最高を更新し、石川県は能登半島地震からの復興が進み、今季の水揚げが「過去5年平均を上回る」水準との報道も見られるなど、各産地で明るい兆しが見えています。

価格は安定推移を保ちながら、ブランドガニの高品質化と認証制度の整備により、品質と持続可能性を両立する体制が整いました。「越前がに」「松葉ガニ」「加能ガニ」「間人ガニ」など、各産地が誇るブランドは、それぞれの色のタグとともに、消費者に信頼と安心を届けています。

資源管理の先進性、ブランド化の推進、観光との連携、5府県協力体制の構築——これらすべてが、未来の食卓をより豊かにする希望の波となっています。日本海の持続可能な漁業モデルは、世界に誇れる取り組みとして、次世代へと引き継がれていきます。

この冬、日本海の恵みを心ゆくまで味わい、次の豊漁への感謝と期待を込めて、このズワイガニ探検を締めくくりましょう。